『光琳の梅』として有名な下鴨神社の梅を撮影しましょう。
京都で有名な梅を撮りたいと思ったら、下鴨神社の『光琳の梅』がおすすめです。梅の木、一本だけでこれだけの存在感があるのは、京都の梅の名所の中でも異質な存在。下鴨神社の中にあり、フォトジェニックな梅が撮影できます。
光琳の梅の見頃、光琳の梅とは? どんな梅の写真がとれるのか、撮影スポットを紹介します。
下鴨神社・光琳の梅の見頃と混雑
下鴨神社の光琳の梅の見頃は、2月中旬~3月上旬。(このページの写真は、2018年3月3日と2019年2月21日、2021年2月21日に撮影。いずれも満開です。)
通常、梅の名所というと、梅が何本もあり、早咲き、遅咲き色々あって、多少時期がずれていてもどの梅か1花ぐらい、1本ぐらいは咲いていることが多いと思います。下鴨神社には、糺の森の中にも数本梅の木はありますが、有名なのは、光琳の梅1本。
遠方から満開、見頃をぴったりと合わせて見に行くのは、非常に難しいですね。
ちょうど光琳の梅が満開になる頃の3月3日は流し雛のイベントがあります。
境内を流れる御手洗川に上の写真のようなさんだわらに乗せたひな人形を流し、子供たちの無病息災を祈る神事。その日は、混雑します。それ以外の2月~3月の上旬は、京都の観光シーズンからは外れているため、他の時期に比べて比較的すいています。
光琳の梅を写真を撮ろうという人は多いのですが、人が多すぎて撮れないということはありません。
こちらで随時梅の見頃が確認できます
下鴨神社・光琳の梅へのアクセス
下鴨神社へのアクセス・詳細はこちらのページを参照ください→下鴨神社
下鴨神社の朱色の楼門をくぐってななめ右前方に御手洗(みたらし)川にかかる輪橋(そりはし)があります。そのたもとに『光琳の梅』が咲いています。
下鴨神社周辺の撮影スポット
フォトジェニックな下鴨神社の光琳の梅撮影スポット
輪橋(そりはし)の両端には、縄がかかっていて、人が渡ることはできません。仮に渡るとしたら、極端に曲がっていて登るのも降りるのも難しそうな橋。
橋の向こうには鳥居もあり、朱色に紅梅が映えますね。
この梅は、尾形光琳が、『紅白梅図屏風』(熱海のMOA美術館所蔵)に描いたあまりにも有名な梅。『紅白梅図屏風』は、光琳の晩年の作で、京都の光琳の自宅で描かれたそう。
屏風は『紅白』とありますが、こちらにあるのは紅梅のみ。メジロが止まっている時も多く回りにはカメラを持った人がたくさんいます。満開を過ぎると赤い色がだんだん黒くなってきます。
反り橋の下にあるこの池を御手洗池(みたらしいけ)といいます。桜門と反対側から撮影すると、橋と光琳の梅が池に映り込んでフォトジェニックな写真が撮影できます。
梅の向こうに見えるのは、橋殿と言われる下鴨神社の中の建物。
3月3日、流し雛の日、橋殿の中には、立派なお雛様が飾ってあります。その前で、十二単の説明が行われます。その橋殿から光琳の梅を見るとこの景色。まるで平安時代にタイムトリップしたような他では見られない1本の梅の撮影スポットです。
下鴨神社・光琳の梅のおすすめ度は?
京都には梅の名所があちこちにありますが、まとまった数の梅の木があるところがほとんど。この1本でココまで有名なのは、下鴨神社の光琳の梅だけ。一際目をひく紅梅は、朱色の橋と鳥居に映えてとても印象的です。
鮮やかな橋や楼門と合わせたり、みたらし川から下から眺めたり、背景を変えるだけで光琳の梅の色々な姿を堪能できます。ぜひ撮影してみて下さい。
京都の梅の撮影スポット おすすめポイント比較
下鴨神社・光琳の梅 → 朱色(建物と橋)と紅の競演、水に映る梅、歴史のある京都らしい梅 有名な1本
北野天満宮 → 京都で一番有名な梅スポット、50種・1500本、百人一首と梅
梅宮神社 → 40種・450本(本数の多さは北野天満宮の次)
城南宮 → しだれ梅150本は圧巻、絵になる梅
梅小路公園 → 見頃が早い、機関車と梅、電車と梅 150本
植物園 → 60種・150本、アクセスがよい
京都御所 → 梅と桃と桜が同時に撮影できる、アクセスがよい 20種類・200本
二条城 → 50種・130本、世界遺産と撮れる梅、京都らしい
長岡天満宮 → 300本、梅林と神社の梅
智積院 → 五色幕で背景がカラフル かわいい梅ならココ
下鴨神社 詳細
住所 | 京都市左京区下鴨泉川町59(地図) |
電話 | 075-781-0010 |
最寄り駅 |
詳細は、本文にて |
拝観時間 | 6:30~17:00 季節により時間が異なる |
休み | なし |
料金 | 参拝は無料 |
駐車場 | 西駐車場 300台 30分200円 |
公式HP | 下鴨神社公式サイト |
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梅の撮影スポット
京都でかわいいが梅の花が撮れる撮影スポット(城南宮・北野天満宮・下鴨神社・梅小路公園・梅宮神社・長岡天満宮・京都御所・智積院・植物園・二条城)を紹介します。
京都の梅は2月上旬~3月下旬頃が見頃です。