かわいい鳩みくじを撮影しましょう。
ピンクや白のかわいい鳩の置物とかわいいお地蔵さん、白鳥がいるフォトジェニックなお寺。
六角堂は、ビジネス街の中にある地元の人がふらっと寄りたくなるようなお寺で、ゆっくりと素敵な写真がとれる写真スポットです。
六角堂へのアクセス、六角堂とは? 六角堂の混雑と撮影におすすめの時期、六角堂でどんな写真がとれるのかを紹介します。
六角堂へのアクセス
六角堂は非常にアクセスのよい場所にあります。
地下鉄烏丸御池駅から南へ3分、六角通りを東へちょっと入ったところにあります。バスでも行けますが電車が便利です。
京都駅から地下鉄に乗って約6分、「烏丸御池」5番出口から徒歩3分
または、
阪急京都線「烏丸」21番出口から徒歩5分
六角堂近くの撮影スポット
喫茶ソワレ ・ メゾン・ド・フルージュ ・ 矢田地蔵尊(矢田寺)
六角堂とは、どんなところ?
六角堂は、西国三十三ヶ所第十八番の札所です。正式な寺号は、紫雲山 頂法寺。上からみた御堂の形が六角形であることから、『六角堂』『六角さん』と親しまれています。
聖徳太子ゆかりの由緒ある寺。
聖徳太子が用明2(587)年、四天王寺建立の用材を求めてこの地を訪れ、泉に水浴したと伝えられています。その際、護持仏をそばの木にかけました。
その夜、夢のお告げで、護持仏がここにとどまることをのぞむというので、六角堂を建て、観音を安置したことが六角堂の始まりと言われています。
御本尊は、如意輪観音坐像です。
d寛正2(1461)年、飢饉の際には、六角堂の門前で炊き出しが行われたり、応仁の乱の際に、下京の町堂として町衆の信仰を集め、
江戸時代末まで、祇園祭の山鉾巡行のくじ取り式は六角堂にて行われていました。
このようなことから、六角堂は京都の中心といわれ、身体の中心であるへそになぞらえて、境内には、「へそ石」なるものがあります。
六角堂は、
- 寿命を延ばす
- 病気治癒
- 子宝
- 良縁
にご利益があると言われているパワースポットです。
六角堂の混雑とおすすめの時期
六角堂は、京都の中心と言われるお寺ですが、観光地としては、そこまでの人気はありません。
いけばな発祥の地で、参拝客もいけばな関係者が多く、境内にいけばな(↑)が飾られている時もあります。ビジネス街にあるお寺なので、お昼休みに、近くの会社員がのんびり休憩しているような風景が見られます。
混雑はなく、ゆっくり写真が撮れます。
境内に桜がありますので、桜のシーズンはよりフォトジェニックな景色が見られます。
フォトジェニックな六角堂
門を入ってすぐの景色がこちら。
境内全体にビル風(?)が吹き抜け、本堂前の柳が風にそよそよとなびいて真夏なのに涼しげです。
平安初期に妃(きさき)を探していた嵯峨天皇の夢枕に六角堂の柳の下を見てみなさいというお告げがあり、行ってみると美しい女性が立っていた
との言い伝えから、六角柳は、良縁にご利益があるとも言われています。おみくじがたくさん結ばれていますよ。
お線香をお供えするところは、かわいいお猿さんが持ち上げてくれています。八坂庚申堂にもこのようなおサルさんがいましたね。
現存ある六角堂の本堂は、明治10(1877)年に再建されたもの。6つの角とは、六根(眼、耳、鼻、舌、身、意)によって生じる6つの欲のことだそう。
これら煩悩を捨て去って、角を無くし、円満になることに願いをこめて作られたそうです。
六角堂と鳩 祈願鳩・鳩みくじ・鳩の絵馬
お堂の中をのぞくと『一願成就』とかかれたたくさんの鳩をモチーフにした陶器の置物がお供えされていました。これは、鳩祈願といって、鳩さんに願いをこめて、こちらに奉納するというもの。みなさん、つぶらな瞳でじっとこっちをみつめていてかわいいですね。
こちらは鳩みくじ。1つ500円。中におみくじが入っています。鳩の置物は、持って帰ってもいいし、こちらに並べて奉納しても。鳩みくじがずらりと並んでいる様子はかわいい。
寄り添っている鳩もいました。
→京都でかわいいおみくじがある神社・お寺 →京都のかわいいおみくじ15選(動画)
六角堂の鳩の絵馬。柳も入ってかわいい。なぜ、鳩をモチーフとしたものが多いのか・・境内には、鳩がいっぱい
住職が鳥が大好きなのだとか。また、鳩は平和のシンボル、神々の使者だと言われていますよね。
観音様へ願いを届けてもらえそうです。
六角堂のへそ石
へそ石は、中央に穴のあいた六角形の石です。
諸説ありますが、もともとへそ石は六角堂の本堂の礎石でした。六角堂の門の前を通る六角通りに位置していました。
ところが、平安京を建設する際にお堂が六角通りにちょうどかかってしまい、困っていました。そこで桓武天皇が祈ったところ、六角堂がひとりでに動いたとか。
だから実際には、京都の中心とはちょっとずれているそうです。
六角堂のかわいいお地蔵さん
六角堂には、カラフルでフォトジェニックなお地蔵様がたくさん。
赤いよだれかけにアクリルの帽子をかぶっていてかわいらしいですね。外国の観光客も熱心に写真を撮っていましたよ。
しっかりしたお顔はないのですが、それがかえってかわいらしい。
こちらのお地蔵さんは、北向き地蔵。御所をお守りするために北を向いています。
こちらは一言願い地蔵。首をかしげておられるのは、悩んでいるのではなく、お参りに来た人の願いを叶えてあげようかどうしようかと考えておわれる様子。
欲張らず、1つだけ願いごとをすれば、叶えてくれるそうですよ。かわいいお地蔵さんですね。
→ 京都でかわいいお地蔵さんがいる神社・お寺 → 京都のかわいいお地蔵さん19選(動画)
六角堂のかわいい白鳥
六角堂の池には、珍しく白鳥がいます。赤ちゃんの白鳥も生まれて人気があるそうですが、この日は赤ちゃんは顔をみせてくれませんでした。
六角堂にいくならぜひこちらからも。東隣にあるビル、WEST18内のスターバックスからみた風景。ビルがガラス張りなので、六角堂をばっちり眺めることができます。
横からみても六角形であることは、よくわかりませんが、こちらのビルのエレベーターがガラス張りです。上がって上からみるとその形がよくわかりますよ。
WEST18の『18』は、西国三十三ヶ所第十八番からとったそうですよ。おしゃれですね。
六角堂で撮れる花
六角堂のおすすめ度は?
京都では、フォトジェニックでかわいいお寺や神社はいっぱい。
それぞれの見どころは、
おみくじがかわいい → かわいいおみくじがあるお寺・神社
お地蔵さんがかわいい → かわいいお地蔵さんがいるお寺・神社
おまもりがかわいい→ 下鴨神社
絵馬がかわいい → 京都でかわいい絵馬があるお寺・神社
カラフルでかわいい → 八坂庚申堂 ・ 伏見稲荷大社 ・ 達磨寺 ・ 平安神宮 ・ 末廣大神
などなどそれぞれ特徴があります。
六角堂の特徴はかわいい鳩みくじ、カラフルなお地蔵さん、町中にめずらしい白鳥。
六角堂は、京都の中心地で、アクセスも便利。無料で自由に散策できます。小さなお寺ですが、見どころがギュっと詰まって、かわいい撮影スポットです。
六角堂 詳細
住所 | 京都市中京区堂之前町248 (地図) |
電話 | 075-221-2686 |
最寄り駅 |
詳細は、本文にて |
拝観時間 | 6:00~17:00 |
休み | なし |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | なし |
公式HP | 六角堂 紫雲山頂法寺 |
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神社・寺
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