六角堂-桜の撮影スポット

京都の六角堂で、五色幕やお地蔵さんと一緒に華やかな桜を撮影しましょう。

京都で背景が華やかな桜の風景を撮りたいと思ったら、『六角堂』がおすすめです。

六角堂は、京都の中では、桜で有名なお寺ではありませんが、境内のあちこちに枝垂れ桜があり、とても絵になる桜が撮れる撮影スポットです。

六角堂へのアクセス、六角堂の御幸桜とは？　桜の見頃、混雑、六角堂でどんな桜の写真がとれるのかを紹介します。

六角堂へのアクセス

六角堂は、京都のビジネス街の中にあります。

【京都駅から】

京都市営地下鉄「京都駅」→「烏丸御池」下車、5番出口から徒歩3分

【阪急沿線から】

阪急京都線「烏丸」下車、21番出口から徒歩5分

六角堂近くの桜撮影スポット

六角堂の桜が満開のころ、京都御所の近衛邸跡の糸桜や出水の桜、京都府庁のの早咲きの桜も見頃であることが多いです。御所や府庁は、地下鉄でとなりの丸太町駅下車。徒歩でも行くことができます。

六角堂の桜と同時期に咲く早咲きの桜スポット

車折神社（渓仙桜・陽光）
平野神社（魁・　陽光・糸桜）
京都御苑（近衛邸跡・出水　糸桜）
六角堂（御幸桜）
水火天満宮（紅しだれ桜）
御室川（明正寺桜）
法輪寺（彼岸桜）
立本寺（しだれ桜）
植物園（カラミ桜・寒緋桜・修善寺寒桜）
上品蓮台寺（しだれ桜）
上賀茂神社（賀茂桜）

六角堂の御幸桜とは？

六角堂には、御幸桜、平安しだれ桜、ソメイヨシノの3種類の桜があります。

その中でも特に有名なのが、御幸桜。読み方は、みゆきざくら　といいます。

996（長徳2）年、花山天皇が六角堂に御幸（＝お出かけ）されたことで、西国三十三ヶ所霊場が始まったことを受け、花山院前内大臣が、歌を詠んだことで名付けられたとされています。

その歌がこちら

『世をいのる　春の始めの　法なれば　君が御幸の　あとはありけり』

御幸桜は、六角堂の門を入って斜め右手（東側）十六羅漢近くのもが有名です。老木で樹勢の衰えが心配されていましたが、2019年新しい木に植え替えられました。

動画でもどうぞ

六角堂の桜の見頃

六角堂の御幸桜は、京都の春を告げる桜と言われ、3月中旬から咲き始める、早咲きの桜です。同じく、平安しだれ桜も早咲きで、その後ソメイヨシノが咲きます。

全体的には、長く楽しめますが、六角堂の御幸桜の見頃の時期が人気です。

御幸桜は、3月中旬頃が見頃。

2021年は、3月18日～・2023年は、3月20日～が見頃でした

六角堂の桜の時期の混雑

六角堂の桜は、大型観光バスが乗り付けるような京都で有名な桜のスポットではありません。観光客は、市内の桜のスポットと比べると少なめ。

早咲きの御幸桜が有名で、京都の他の桜が咲いていない時期に開花するため、桜の写真を真っ先に撮りたい人が訪れます。

敷地もせまいので、たいていの人は、長居しません。

少し待てば人が減ることも多いです。

六角堂の桜の撮影スポット

六角堂の桜の撮影スポット１：五色幕と桜

智積院にもある、紫、白、赤、黄色、緑の華やかな五色幕。背景にすると華やかです。

建物の前には、緑の柳もあり、風がそよぐと、五色幕、桜、柳すべてがゆらゆら、ふわふわ。幻想的。

建物内からの桜。あの桜の前が絶好のお写真スポットとなっていて、順番待ちの列ができている時があります。

六角堂の桜の撮影スポット２：お地蔵さんと桜

六角堂には、赤いエプロンをつけ、ニット帽をかぶったかわいいお地蔵さんがたくさん。その後ろにも御幸桜が咲いています。

お地蔵さんの後ろの壁は桜のシルエット。

六角堂の桜撮影スポット３：しだれ桜ごしの手水舎

しだれ桜ごしに手水舎。

六角堂の桜撮影スポット4：十六羅漢さんと御幸桜

十六羅漢の後ろの御幸桜が有名で、傘のように広がって咲いています。

御幸桜は、最初は、白く、太陽の光を浴びてだんだんピンク色になっていくのが特徴です。途中で見ると、ピンクと白が混在しています。白でいられるのは、ほんの数日のため、貴重です。

六角堂の桜のおすすめ度は？

六角堂は、ビジネス街の中にあり、アクセス抜群。敷地も狭いので、桜の本数も少ないです。

そんな狭いところに、五色幕やお地蔵さん、緑の柳などがギュッとつまっていて、撮りごたえ十分。人も少なめで撮りやすい。京都に春を告げる桜をぜひ一度撮影してみてくださいね。

六角堂　詳細