京都、しだれ梅と椿が同時に見れる、城南宮の梅を撮影しましょう。
京都で印象的なしだれ梅を撮りたいと思ったら、『城南宮』がおすすめです。
京都南ICから南に100mのところにあり、広い国道沿い、オフィスビルが立ち並ぶ大都会。一歩中に入ると、広い境内と平安時代タイムスリップしたような庭園があります。その庭園は、あでやかなしだれ梅や椿が撮れる撮影スポット。
城南宮へのアクセス、梅の見頃、混雑、城南宮でどんな梅の写真がとれるのか、おすすめお写真スポットを紹介します。
城南宮へのアクセス
城南宮へのアクセスは、
【電車】
京都駅→地下鉄or近鉄「竹田」駅下車、⑥出口より徒歩15分。
出口を出て、線路沿いの道を南へ、広い通りに出たら(城南宮への看板あり)、西へ。再び城南宮への看板があるところを南へ。鳥居が入り口です。
【バス】
京都駅八条口よりR'EXバス直通15分。
京都駅八条口E1乗り場よりREX(京都らくなんエクスプレス)バス 「京都パルスプラザ 京セラ前経由 油小路大手筋行き」
・平日「油小路城南宮」下車
(9時~16時台のみ 1時間に3本)
・土日祝日「城南宮前」下車
(9時~17時台のみ 1時間に3本)
歩く距離が少しでも短い方がいいという人はバスが便利です。
【車】
無料駐車場が200台もあり、高速の出口も近くなのでアクセスも便利。城南宮のしだれ梅は満開の時期はとにかく人気。
駐車場は第1と第5(パンフレットには第2と書いてあるけど、実際には第5という看板になってる)がありますが、1号線に隣接で正面入り口に一番近い第1から埋まって行きます。満開時の土日などは、第1では9時にすでに満車のことも。城南宮の西側にある第5駐車場の方が空きがある時があります。
しだれ梅満開の時期には満車となることが多く、周辺も渋滞しやすいので、できるだけ公共交通機関で行きましょう。
城南宮とは?
城南宮は、平安京に都が遷った時、国の安泰と都の守護を願って創建されました。国土の守護神、『国常立尊(くにのとこたちのみこと)』、武勇に秀でた『八千矛神(やちほこのかみ)』、安産と子育ての守り神『神功皇后(じんぐうこうごう)』を始めとする神々が祀られています。
また城南宮は『方除の大社』といわれ、建物の工事や引っ越しが無事に成就するようにお参り人が多い神社です。
城南宮の梅の見頃
城南宮の梅の見頃は、2月上旬~3月中旬。毎年この時期には、しだれ梅と椿まつりが開催されます。
ここ最近の開花情報は、城南宮公式サイトで随時確認することができます。しだれ梅のこれまでの開花情報http://www.jonangu.com/shidareume.html)によると、
平成30年は、寒い日が続き、見頃を迎えたのは、3月6日でした。見頃を迎えてすぐの7・8日、また終盤の16日に雨が降り、見頃の期間は 短めの10日間となりました。
平成29年は、お正月より暖かい日が続き、28年より更に早く1月22日には “ちらほら”でした。その後は、一転して寒い日が続き、見頃は 28年より遅く、3月1日となりました。見頃を迎えてからは、強い雨の降ることがなく長くお楽しみいただくことができました。
とここ何年かの咲き始めから先終わりまでの日程が一覧表になっているため、非常にわかりやすいです。
※2021年2月24日現在、見頃。数日前まで4分咲きだったのにあっというまですね。見ごろは10日ぐらい続きますが雨が降ると即終了となってしまいますので気を付けてください。
城南宮の梅の撮影ベストタイミングは、満開になって、ちょっと散り始めた頃。緑の苔の上にピンクの花びらがヒラヒラしているのがきれいです。
城南宮の梅の混雑
ここ最近インスタ含むSNSの影響で、城南宮のしだれ梅は人気急上昇中。
京都の梅の撮影スポットとしては最も人気が高いと思われます。2019年の見頃の土日では、朝9時ですでに200人の人が開苑の待っていた日あります。
春の山の遊歩道は、人が二重にも三重にも並んで、ただ通行するだけでも困難な状況です。また、人気の椿と梅が同時に撮れるスポットは、最前列に順番待ちができているほど。朝一番で行ってもかなりの混雑を覚悟でどうぞ!
城南宮のしだれ梅の様子は毎日こちらで確認できます
フォトジェニックな城南宮の梅 撮影スポット
城南宮の梅の主なお写真スポット、撮影スポットはこちら
①中を流れる小川を背景にしたしだれ梅
②遠くから落ち椿
③落ち椿としだれ梅
④神楽殿前の紅白梅
⑤鳥居を背景にした茶室の横の紅白梅
この5つ以外にも、梅の木はたくさんあります。春の山は全体的にメジャーなお写真スポットとなっています。
入り口から紹介すると・・
城南宮の鳥居をくぐってすぐ右に1本の印象的なしだれ梅があります。
城南宮では、御社殿を取り囲むように広がる神苑=楽水苑があります。楽水苑は、四季折々の美しさが楽しめ、『源氏物語』に描かれた花や木々があり、『源氏物語花の庭』と親しまれています。
庭園に入ってみます。
庭園入ってすぐのところにある春の山では、約150本の紅白のしだれ梅が咲き誇ります。
お庭に入っていきなりが絶好の撮影スポットですので、迷わず写真を撮ってください。境内は一方通行で、順路通り進んでいくとそのまま出口になって再入場はできませんので、気を付けて。
春の山では、まるでピンクの雨が降り注いでいるかのように幻想的。
しだれ梅がこれだけあると圧巻。「探梅(たんばい)」、「観梅(かんばい) 」、「惜梅(せきばい) 」と移り行くしだれ梅の景色が楽しめます。
グリーンの苔絨毯もきれいですが、梅の花びらでピンクの絨毯になっていきます。かわいすぎる。
1つめのおすすめ撮影スポット:春の山の築山から流れる禊の小川を背景にしたしだれ梅。
川の下流にピンクの花びらが溜まっているところがあり、そちらもなかなかのお写真スポット。
ピンクの梅ばかり目につきますが、春の山の後ろには白梅もたくさん咲いています。雪が舞うようできれいです。
2つめのおすすめ撮影スポット:遠くから狙う落ち椿
ほわほわなピンクの前ボケとともにかわいい写真が撮影できます。
しだれ梅が満開の頃、春の山の裏側では、椿も見頃です。椿と梅が同時に撮影できるのも城南宮のポイントですね。
3つめのおすすめ撮影スポット:しだれ梅と落ち椿
しだれ梅と落ち椿が撮影できるこのスポットは、かなり人気が高く、大きなカメラを持った人がたくさん横に並んで撮影しています。一番前で撮影したければ、しばらく待たなければならないほどです。
上が見頃になったばかりの写真で
こちらが見頃を少し過ぎた花びらが風や雨で落ち、積もってピンクの絨毯になったところ。同じ場所でも全く違う印象になります。むしろこちらのほうが好みという人も。
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城南宮-椿の撮影スポット
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4つめのおすすめ撮影スポット:神楽殿前の紅白梅
しだれ梅ではなく普通の梅。しだれ梅を見すぎてきたためにむしろ新しく感じてしまいます。こちらの梅にもメジロがいました。
神楽殿のガラスには、梅がリフレクションしていてとってもきれい。
本殿のまわりをぐるっと神苑が囲み、道路を隔てて、幸水軒という茶室のあるお庭へと続きます。
幸水軒の前の紅白の梅が競演。
5つめのおすすめ撮影スポット:鳥居を背景にした紅白梅
幸水軒前の紅白梅の後ろには、唐渡天満宮(芹川神社)の鳥居があります。鳥居を背景にしたこちらの場所もおすすめ。
動画でもどうぞ
城南宮の梅のおすすめ度は?
京都には梅の名所があちこちにありますが、城南宮のしだれ梅はとっても印象的で京都一の梅の景色といっても過言ではありません。城南宮のまわりには、特にこれといった観光スポットもありませんが、しだれ梅のためだけに行ったとしても見応え十分、大満足で帰れるでしょう。
京都の梅の撮影スポットの中でもイチオシです。
京都の梅の撮影スポット おすすめポイント比較
下鴨神社・光琳の梅 → 朱色(建物と橋)と紅の競演、水に映る梅、歴史のある京都らしい梅 有名な1本
北野天満宮 → 京都で一番有名、50種・1500本、百人一首と梅
梅宮神社 → 40種・450本(本数の多さは北野天満宮の次)
城南宮 → しだれ梅150本は圧巻、絵になるしだれ梅と落ち椿
梅小路公園 → 見頃が早い、機関車と梅、電車と梅 150本
植物園 → 60種・150本、アクセスがよい
京都御所 → 梅と桃と桜が同時に撮影できる、アクセスがよい 20種類・200本
二条城 → 50種・130本、世界遺産と撮れる梅、京都らしい
長岡天満宮 → 300本、梅林と神社の梅
智積院 → 五色幕で背景がカラフル かわいい梅ならココ
城南宮 詳細
住所 | 京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7(地図) |
電話 | 075-623-0846 |
最寄り駅 | 地下鉄・近鉄 竹田駅より徒歩15分 京都駅八条口よりREXバス直通15分バス停より徒歩5分 詳細は本文にて |
時間 | 境内参拝自由 神苑9:00~16:30 |
休み | なし |
料金 | 神苑 600円 |
駐車場 | 200台 無料 |
公式HP | 城南宮 |
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梅の撮影スポット
京都でかわいいが梅の花が撮れる撮影スポット(城南宮・北野天満宮・下鴨神社・梅小路公園・梅宮神社・長岡天満宮・京都御所・智積院・植物園・二条城)を紹介します。
京都の梅は2月上旬~3月下旬頃が見頃です。