蹴上インクライン

京都でどこか懐かしいノスタルジックなインクラインを撮影しましょう。

京都のノスタルジックな風景 蹴上インクライン

インクライン』は、滋賀県から京都へ、琵琶湖疏水を運行していた船を運航させるために敷かれた傾斜鉄道の跡地。現在は、その線路だけが残り、ノスタルジックな風景を醸し出している撮影スポットです。

インクラインへのアクセス、インクラインとは?インクラインの混雑とおすすめの撮影時期、インクラインの撮影スポットを紹介します。

 

蹴上インクラインへのアクセス

インクラインは、南禅寺の入り口近くにあります。最寄り駅は地下鉄東西線「蹴上駅」。

蹴上駅・1番出口を出て右に少し南下すると、

インクラインのノスタルジックな撮影スポット

レンガ作りのトンネル『ねじりまんぽ』があります。『まんぽ』=トンネルのことですね。

その『ねじりまんぽ』をくぐって右にすすむとインクラインの線路の上を歩ける場所へとつながっています。

バスでのアクセスは、京都駅、四条烏丸、四条河原町から市バス5番南禅寺下車。

 

車は、桜と紅葉の時期は渋滞、混雑するのでおすすめしません。

新緑の季節なら、

  • 南禅寺の第一駐車場→2時間1,000円、以降1時間毎に500円
  • ウェスティン都ホテルの駐車場→30分200円、一日最大2,000円

に停められると思います。

インクライン周辺には、コンビニ等のお店はなく、ホテルや南禅寺の前に観光客向けのちょっとお高いお店ぐらいしかお昼を食べる店がありません。少し歩いても岡崎周辺は、行列のできる人気のお店が多く、気軽にさっと食べれるお店が少ないです。

計画を立ててから行きましょう。

蹴上インクライン近くの撮影スポット

南禅寺水路閣 ・ 平安神宮 ・ 永観堂(青もみじ) ・ 哲学の道 ・ 山科疏水 ・ 真如堂(青もみじ)

 

蹴上インクラインとは?

 

インクラインとは?

インクラインとは、琵琶湖疏水という舟運ルートのある区間をになっていた全長582m、幅22m、高低差36mの傾斜鉄道です。

琵琶湖疏水では、京都、大津間を舟で運航。高低差の大きいところは、舟を台車に乗せて運航するというシステムになっていました。それがインクラインです。その様子は、今も復元されています(↑上の写真)インクラインは船を運ぶ鉄道ですね。

1891(明治24)から運航し、舟運の衰退とともに1948(昭和23)年に役割を終え、現在はその廃線跡京都市の文化財に指定されています。

その両脇には、桜が植えられ、京都でも有数の桜の名所。線路の上を歩きながらお花見できるという他では見られない景色がSNS映えするフォトジェニックスポットだと、日本国内だけでなく海外観光客からの、観光スポット、撮影スポットとしてますます人気が高まってきています。

 

蹴上インクラインの混雑と撮影におすすめの時期

インクラインは、両脇に桜並木があり、桜の名所です。観光スポットとしては断然桜の時期がおすすめ。

桜の時期は、ピークが1週間ほどしかなく、混雑必至。誰もいない線路の写真を撮るのは非常に難しいです。昔から人気がありましたが、最近はさらに人気が高まって、桜の季節に写真を撮るなら朝5時台に行っても人がいます。

インクラインの混雑とおすすめの撮影時期

朝9時頃行くと、線路の上に人が多すぎて写真を撮るどころではありません。

紅葉の時期は、しっとりといい雰囲気になりますが、ちょっと寂しすぎる感じもします。

 

ゆっくり撮影するなら、5月、6月の新緑の季節がおすすめです。インクライン全体がグリーンに包まれて、野草もかわいく咲いています。

インクラインは、ハイキングコースにもなっていますので、新緑の季節もリュックを背負った人が大量にやってくることもあります。ただ、その方たちは、通過していきますので、桜の季節のように、ずっと人が停滞しているということはありません。

 

インクラインの撮影スポット

インクラインの一番上から紹介します。

インクラインのノスタルジックな撮影スポット

線路の一番上のさらにその奥に行くと、船溜まり。こちらは、2018年から運航が再開された、びわ湖疏水船の乗船場になっています。

新緑のインクライン

上から下にインクラインを下って行きますよ。撮影時期は5月。新緑の季節です。線路の中にも緑がいっぱい。

 

インクラインのノスタルジックな撮影スポット

線路脇には、たんぽぽやヒメジョオン、あざみなど野の花がほわほわと咲いていてかわいい。そんな中、着物を来た女の子たちが撮影していました。

インクラインを含む琵琶湖疏水は明治維新で、首都が東京に移り、京都が廃れてしまうのをなんとかしようと造られたものです。

そんな場所でノスタルジックな風景を撮影していると明治時代にタイムスリップしてしまったかのよう。

ウェディングフォトを撮っている人もいますよ。

この時期、カメラ女子とカメラ爺(笑)がちらほら。撮影にはもってこいの季節ですね。

インクラインのノスタルジックな撮影スポット

たんぽぽの綿毛と線路。

インクラインのノスタルジックな撮影スポット

枕木からひょっこり顔をだすたんぽぽ。そのまわりには、どんぐりや木の実がいっぱい。

インクラインの枕木

枕木をよくみると、固定するビス(?)にかわいい数字!

 

インクライン 新緑の季節

少年時代の曲のような懐かしい、ノスタルジックな風景が広がります。この風景を桜の季節に撮影するのはほぼほぼ不可能ですね。新緑の季節バンザイ。

レールの幅は一般的なものよりかなり幅広です。

インクラインのノスタルジックな撮影スポット

敷石は、たま~にひし形になっていたり。。砂利道を歩くことになるので、運動靴は必須。

 

インクラインのノスタルジックな撮影スポット

脇に、これまたノスタルジックな建物あり。

ノスタルジックなインクライン撮影スポット

南禅寺前交差点、橋の上から撮影。

インクラインのノスタルジックな撮影スポット

同じ場所で桜の時期だとこうなります。

 

インクラインのノスタルジックな撮影スポット

上から降りてきて、最後は、琵琶湖疏水記念館と京都市動物園の前の噴水に到着。たしかに桜の時期の方が断然かわいい写真にはなりますが。。。

どちらの時期にも行ってみてください。京都のノスタルジックな撮影スポットです。

 

 

蹴上インクラインのおすすめ度は?

インクラインは、京都を代表する景観の1つ。明治維新の近代化産業遺産であるレールの上を歩いてフォト散歩するのは他では感じられない趣があります。

どこかなつかしいノスタルジックな撮影スポットです。ぜひ行ってみてください。

 

 

蹴上インクライン 詳細

住所 京都市左京区粟田口山下町 京都市東山区 東小物座町339(地図
電話 075-761-3171
最寄り駅
  • 市バス 5番「南禅寺」下車、徒歩3分
  • 地下鉄東西線 「蹴上駅」下車、徒歩3分

詳細は、本文にて

営業時間 いつでも撮影可
休み なし
料金 無料
駐車場 南禅寺第一駐車場  2時間1,000円~以後1時間毎に500円
公式HP なし
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