京都を代表する京都らしい風景。白川を撮影しましょう。
京都を代表する風景を撮りたいと思ったら、東山から祇園界隈を流れる『白川』がおすすめです。
白川には、テレビのドラマにでてくる有名な一本橋、巽橋他白川のほとりの京都らしい風景が撮れる写真撮影スポットがたくさんあります。
祇園白川へのアクセス、白川とはどんなところ? 混雑と撮影におすすめの時期、白川のお写真スポットについて紹介します。
祇園白川へのアクセス
白川は、東山から鴨川に合流する川ですが、京阪祇園四条から東山方面まで白川沿いを歩くとお写真ポイントがたくさんあります。地下鉄東西線東山駅から南下していくか、京阪祇園四条駅から北上するかのどちらかから川沿いにお散歩しましょう。
東山から南下する場合、最寄りバス停は、「東山三条」です。停車する市バスは、5番・12番・31番・46番・100番・110番・201番・202番・203番・206番とたくさんあります。
市営地下鉄の最寄り駅は「東山」。
京阪祇園四条付近から北上する場合の最寄り駅は、京阪「祇園四条」。いずれにしても街中でアクセスしやすい場所です。
祇園白川近くの写真撮影スポット
エンジェル・ライブラリー(祇園四条駅側) ・ソワレ(祇園四条駅側)・ 長楽館(祇園四条駅側)・ 平安神宮(東山駅側) ・ 南禅寺水路閣(東山駅側)
祇園白川で撮影できる花
本当は桜の名所ですが・・・・紫陽花
白川界隈とは、どんなところ?
白川とは、京都の町中を流れる川です。白川は浅く、ガードレールや柵もなく、白川の両サイドは非常に風情のある町並みが続きます。祇園界隈の辰巳大明神 巽橋(読み方=たつみばし)付近は、朱色の柵と柳がいい雰囲気に、春になると桜が咲き、白川の夜桜は幻想的で有名です。
また知恩院古門の近くには、ドラマの撮影にもでてくる『一本橋』があります。『一本橋』付近の白川は両側が柳の街路樹になっていて、一度は見たことがある京都らしい風景。
観光スポットにもなっていますが、『橋』なので、混み合っているということはありません。外国の観光客もよく写真を撮っています。
祇園白川の混雑と撮影するのにおすすめの時期
白川は、昔から夜桜で有名ですが、近年、周辺の景色がここぞ祇園というインスタ映えする風景と女性や外国人観光客に撮影スポットとしてさらに人気上昇中。白川周辺は、“道”や“川”なので、いつでも無料で撮影できます。
特に巽橋周辺は、たくさんの人が写真を撮るのに人が多く、混雑しています。ウェディングフォトの撮影をしていることも多いです。
ここで何かする、見るというのではなく、皆さん撮影目的で集まっています。写真を撮り終えた人から別の場所へと移動していきますので、待てば順番に写真が撮れます。
おすすめの季節は祇園界隈は桜の時期が、一本橋の付近は新緑の時期がおすすめ。
白川には両サイドに柳がありますが、柳は4~6月の新緑の季節が一番ボリュームもありきれいです。
このページの写真は一部7月に撮影しました。
気をつけたいのは、8月の第一日曜日に行われる白川こども祭り。白川に金魚を放流して、こどもが捕まえるというお祭りがあります。その日はもちろんゆっくり写真を撮るのは難しいのと、7月中旬ぐらいから、当日まで水色の白川まつりのちょうちんやのぼりがあちこちに吊るされていて、それがいらないという人は、夏も避けた方がいいでしょう。
白川周辺の写真撮影スポット
祇園白川周辺はフォトジェニックな撮影スポットがいっぱい。京阪「祇園四条」駅近くから、南から北へすすむ順番にお写真スポットを紹介します。
白川を渡って入る『たすき』の入り口。かき氷が有名です。
外国人の方も日本人の方も着物や浴衣を着た人が多いです。京都らしい景色に風情がアップ。白川沿いは、着物写真スポットにもなっています。
このあたり、夕方に撮影すると川面に灯りが映っていいフォトジェニックに。
巽橋周辺。朱色と柳の黄緑がよく合います。
巽橋。ココが一番のお写真スポットで、カメラを持った人たちが多く集まっています。
巽橋付近から鴨川方面に振り向いてみると、芸姑さんが歩いてきました。着物の似合うスポットですね~。
巽橋を超えるとしばらく、川沿いに道がなくなってしまいますが、少し歩くとまた白川沿いに歩けます
東大路通り近くの白川。川むこうの家も京都っぽい。このあたり、サイドに紫陽花が植えられていますので、梅雨時期は紫陽花も撮影できます。川には鴨がいますね。
さらに進んでいくと、知恩院の古門前にある、『一本橋』が現れます。人一人通るのがやっとの幅約60センチ、長さ約12メートルの小さい橋ながらも存在感があります。
『一本橋』は、『行者橋』、『阿闍梨橋』とも言われます。
比叡山の阿闍梨修行で千日回峰行を終えた行者が、粟田口の尊勝院の元三大師にその修業を満行したことを報告するのに、京都の町に入洛する時に最初に渡る橋だということからそう呼ばれているのだそう。
千日回峰行は、約7年間、1000日にわたって比叡山の約300箇所の聖地を歩いて回り、最後の9日間は、飲まず、食わず、寝ずの過酷な修行です。行者が通ることはあらかじめ誰にも知らされることはありませんが、その姿を写真に撮ることは禁止されているそうです。その機会に出くわすことはめったにないことだとは思いますが。。
ふだんは誰にでも渡れる橋ですが、これほど注目され、存在感があるのは、神聖な橋でもあるからでしょう。
柳と細い橋が絵になる京都らしい風景。白川一番の撮影スポットですね。
今ある橋は1907(明治40)年に架けられました。すれ違うのが怖いぐらいのせまい橋で、向こうから誰かがわかってくるとわかると反対側にいる人は待っていてくれます。
有名な撮影スポットなので、ウェディングフォトを撮っている方もいますよ。
『混雑』のところに書いた『白川こどもまつり』の水色のちょうちん。ない方が京都らしいですが、あってもかわいい。
手前に人が座っているところが、ドラマのロケ地にもなった親水テラスです。夏休みは、浴衣のカップルやこどもたちがきて川に足をつけたり水游びをして楽しんでいることも。
次から次に人がやってきて、写真を撮っていきます。そんな中、普通に通行橋として渡っていく地元の人。親水テラスからずっと見ていても飽きない京都らしい風景。
8月末ともなると柳のボリュームがなくなります。
一本橋よりさらに北にあがると黃コスモスが咲いていて、京都らしい風景がさらにかわいく♪(5月中旬撮影)。
動画でもどうぞ
祇園白川のおすすめ度は?
祇園白川は有名な京都の撮影スポットです。新緑の季節にはボリュームのある柳が撮れてきれいです。
同じ白川のほとりなのに、進むうち、ここぞ祇園という景色から修行僧が渡る神聖な橋まで京都らしい風景が短い距離で楽しめます。
祇園白川を南から北に進むと、到着するのは、東山三条。そこからは平安神宮や南禅寺までも歩いて行け、撮影スポットがたくさんあります。撮影するのに有名ですが、とどまって見るものがないので、混雑もありません。ぜひ行ってみてください。
祇園白川 詳細
住所 | 京都市東山区梅宮町488−6(一本橋)(地図) |
電話 | なし |
最寄り駅 |
詳細は本文にて |
拝観時間 | いつでも |
休み | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | コインパーキング近くにあり |
公式HP | 公式サイトはなし |
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