丹州観音寺の紫陽花を撮影しましょう。
京都府福知山市にある『丹州観音寺』には、100種10000株の紫陽花が咲いています。かわいいおじぞうさんと紫陽花、インスタ映えの花手水紫陽花、などおしゃれな色の紫陽花がある撮影スポットです。
観音寺へのアクセス、観音寺とは? 観音寺の紫陽花の見頃と混雑、観音寺の紫陽花の写真撮影スポットを紹介します。
丹州観音寺へのアクセス
観音寺は、京都府丹波地方福知山市にあります。
京都市内からは、車で1時間半、電車で1時間15~45分。
お寺の周りには、何もなく、駅からも遠いので、ほとんどの人が車で来ます。
【車】
高速・舞鶴・若狭自動車道 福知山ICから綾部方面へ5分
近畿自動車道舞鶴線福知山ICから東へ5分
福知山市と綾部市を結ぶ府道8号線の中間位の所
【電車】
JR嵯峨野線にて 「京都」→(33分)→ 「園部」 JR山陰本線にて(1時間15分) → 「石原」、下車徒歩15分
JR特急きのさきににて 「京都」→(1時間15分)→ 「福知山」下車、バスにて(15分)→「観音寺」バス停下車、徒歩10分
JR特急きのさきににて 「京都」→ 「綾部」下車、バスにて(15分)→「観音寺」バス停下車、徒歩10分
丹州観音寺とは?
丹州観音寺は、関西花の寺二十五ヶ所霊場の一番目、高野山真言宗のお寺です。
720(奈良養老)年、法道仙人によって開かれました。
御本尊は、十一面千手眼観世音菩薩・弘法大師・不動明王。
平安時代は、空也上人が七堂伽藍を建立し、丹波地方の観音信仰の中心となって栄え、その後、鎌倉期に最盛期を迎えます。
観音様の霊力で眼の病気が治り、そのお礼にと、七色の紫陽花を数本植樹され、その後も紫陽花がこの土地に似合うだろうとたくさん植えられるようになったことから、あじさい寺と呼ばれるようになりました。
御本尊が十一面千手眼観世音菩薩 であること、紫陽花寺であることは楊谷寺とも共通。近年、楊谷寺のように紫陽花の花手水を施すようにもなりました。
春は藤、秋は紅葉、冬はろうばいもきれいです。
全体的な雰囲気は動画の方がわかりやすいです。
丹州観音寺・紫陽花の見頃・撮影におすすめの時期と時間
観音寺の、紫陽花の見頃は6月初旬~7月初旬です。
最盛期は6月18日~6月30日頃。
毎年この時期には、6月の最終日曜日に、風物詩の1つとしてあじさい祭りが開催されます。
あじさい祭りの際には、小籔実英住職による説法などが聞けるイベントが行われます。
観音寺は、京都市内からは遠いため、ふだんは空いているお寺ですが、紫陽花の時期のみ混雑します。特に紫陽花祭り前後の土日には、大混雑。
2019年では、金曜日でも800人訪れたとのことでした。
管理人が訪れた土曜日も混雑し、人がいっぱいでした。仁王門から続く参道が両側に紫陽花が咲いていてとてもきれいでしたが、人が入って撮影できませんでした。行くなら朝イチですね。
車で来るしか不便なところでもあるので、駐車場は午前10時でちょうど満車(2019年満開時の土曜日)になりました。お早めに。
観音寺の紫陽花 開花状況・花手水状況はこちらで確認
丹州観音寺の紫陽花の撮影スポット
丹州観音寺は境内のあちこちに紫陽花がたくさん咲いています。上の図が、観音寺境内マップです。順路通り、写真を撮らずにゆっくり巡って所要時間15分ぐらいです。
丹州観音寺の紫陽花の撮影スポット1:インスタ映えする花手水
2019年、山門前の手水舎には、花が浮かべられ、花手水が施されていました。花手水といえば、楊谷寺や勝林寺が有名ですが、もともとの手水舎の形がかわいい形をしているので、映えますね~。
参道の終点のようなところにあり、正面のまま撮ると、背景が苔庭になっていて、色鮮やかな黄緑色で撮れます。
花手水を行っているお寺はこちら → 花手水
丹州観音寺の紫陽花の撮影スポット2:山に広がる紫陽花
山門を入って左手に進むと、山の斜面にずらりと紫陽花のお花畑が圧巻です。お寺の縁側に座ってじっくり眺めることができますよ。ここが一番人気の紫陽花撮影スポット。
面白いのは、この紫陽花の花畑の中に七観音めぐりの小道があり、進んでいくと本堂へ向かう順路となっていること。
白、青、紫、ピンク、赤・・色鮮やかな紫陽花のトンネルをくぐって、進みます。七観音めぐりというだけに7人の観音様がおられます。鐘を2回ずつついてお祈りするようになっていて、あちこちで、鐘の音が響いているのも神聖な感じがします。
この紫陽花の中に伊藤若冲が描いた小国鶏がいます。鶏のえさもうっているのであげることもできますよ。
丹州観音寺の紫陽花の撮影スポット3:ガラスに映り込む紫陽花
先程の紫陽花畑は、正面にある建物の窓ガラスにきれいに映り込みます。そちらも人気の撮影スポット。ガラスには、お寺さんの心遣いなのか、黒いカーテンがかかっているため、絵画のようにきれいに映り込みます。
丹州観音寺の紫陽花の撮影スポット4:かわいいお地蔵さんと紫陽花
観音寺には、かわいいお地蔵さんがあちこちにおられます。
こちらは、念珠地蔵
“志と努力と祈りがひとつになって願いは叶う”
“今がわるくても 悲観することはない 曇り空のむこうに 青空があるように かならず 幸せは やってくる”
これらは観音寺住職・小籔 実英(こやぶ じつえい)さんの言葉で、ひめくりカレンダーやエッセイも販売しています。境内を散策しているとたくさんの言葉に出会え、励まされます。
お地蔵さんと紫陽花 かわいいですね。
丹州観音寺 紫陽花のおすすめ度は?
観音寺は、京都でも有数の紫陽花の株数を誇るお寺です。
京都府福知山市と市内からは遠いものの、お花畑、ガラスへの映り込み、かわいいお地蔵さん、立派な本堂となど、いろいろな紫陽花を撮影することができます。
特にインスタ映えする2段の花手水(はなちょうすい)はおすすめ♪
本堂に備えられただるまみくじもかわいい。
丹州観音寺 詳細
住所 | 京都府福知山市観音寺1067(地図) |
電話 | 0773-27-1618 |
最寄り駅 | JR山陰本線石原駅から徒歩15分 詳細は本文にて |
拝観時間 | 9:00~17:00 |
休み | なし |
拝観料 | 普段は無料 紫陽花期間のみ 大人350円 中学生200円 小学生以下無料 |
駐車場 | 50台 無料 |
公式HP | http://www.tanba-ajisaidera.com/ |
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紫陽花の撮影スポット
京都でかわいいしっとり紫陽花が撮れる撮影スポット (梅宮大社・三室戸寺・法金剛院・藤森神社・三千院・善峯寺・楊谷寺・真如堂・伏見濠川・祇園白川・丹州観音寺・智積院・岩船寺・京都御苑の紫陽花) を紹介し ...