善峯寺の紫陽花を撮影しましょう。
『善峯寺』は、京都で1、2を争う広大な紫陽花の撮影スポットです。京都あじさい対決、東の横綱三室戸寺に対して西の横綱が善峯寺です。
3000坪の白山あじさい苑には、1万株の紫陽花が斜面一面に広がって、まるで紫陽花山。
善峯寺へのアクセス、善峯寺とは? 善峯寺の紫陽花の見頃と混雑、善峯寺の紫陽花の写真撮影スポットを紹介します。
善峯寺へのアクセス
善峯寺は、京都の西の方、西山の山の中にあります。最寄り駅からはバスで30分とかなり不便なところにあります。しかもバスは1時間に1本。行きも帰りもバスの時刻表を見てから予定を立ててください。
特に帰りの時間には注意です。平日なら最終バスは15時台、土日祝日でも16時台です。
それを逃してしまうと、善峯寺は周りに何もありません。携帯を持っていればタクシーを呼ぶこともできますが、山の中なので、なかなか来てくれないこともあります。
【JR】
JR向日町駅下車(JR京都線)→ 阪急バス66番(善峯寺行き)30分→終点「善峯寺」下車、徒歩8分。
【阪急電車】
阪急東向日駅下車(阪急京都線)→ 阪急バス66番(善峯寺行き)30分→終点「善峯寺」下車、徒歩8分。
阪急66番バスは、JRを経由して阪急に着きます。
バスの時刻表はこちら
JR向日町時刻表
阪急向日町駅時刻表
善峯寺発時刻表
バス停から山門まで徒歩8分ほど山登りになります。結構急激な階段、山道で、息を切らしている人多数。車(タクシーを含む)なら、山門横の駐車場まで行けますので体力に自信のない方は、車で。
駐車場は、1日500円。
タクシーは、JR向日町駅・阪急東向日駅・阪急長岡天神駅から善峯寺まで約20分、約2,500円。
行くまでの道がややせまく、離合できないところもありますので、運転に自信のない方はバスかタクシーで行きましょう。
善峯寺の中で食事をするのは禁止。(山門前に自販機があり、飲み物ぐらいはいいかと)。バス停の周辺にもコンビニなどはありません。バス停を少し下がった所に「よしみねの里」というたけのこごはんなどが食べれる和食のお店があります。
いったんそこまで戻るともう上がる元気はないと思いますので、お昼をはさんでの撮影は少々厳しいかと思います。行くなら、午前中からお昼までか、お昼ごはんを食べてからという計画を立てて下さい。
同時期に撮れる善峯寺近くの撮影スポット
善峯寺とは、どんなところ?
善峯寺は、西国三十三箇所霊場の第20番札所としられる古刹。
平安時代、1029(長元2)年、源算上人により創建されました。
鎌倉時代には、慈鎮和尚や証空上人が住職をつとめ、多くの親王や籠居され、他にも多数の僧が入山しましたが、応仁の乱で、大半の坊が焼けました。
その後、江戸時代に徳川5代将軍綱吉の生母である桂昌院により復興されたお寺です。現在の当山は、遊龍の末、桜、あじさい、秋明菊、紅葉など季節ごとに彩られ、境内からは、京都市内が一望できます。
所有地36万坪、境内3万坪に多くの堂塔伽藍が並んで、貴重なお宝もあります。
全体の雰囲気は動画の方がわかりやすいです。
善峯寺で撮れるその他の花
善峯寺・紫陽花の見頃・撮影におすすめの時期と時間
善峯寺の、紫陽花の見頃は6月中旬~7月上旬です。
善峯寺は、山の上(標高300メートル)にあるため、京都市内の紫陽花よりも見頃がやや遅いです。
『そうだ、京都、行こう』のキャンペーンで一気に注目を浴びた善峯寺。一時は、混雑や渋滞が発生していました。今では、紅葉や桜の人気のシーズンでも駐車場の待ち時間が5分ほど。今は、混雑することはありません。
善峯寺の紫陽花は、年々人気は高まりつつあります。見頃の土日は少しは人が増えます。しかし、やはりアクセスが悪いことと観光シーズンではないため、混雑することはありません。
バスが1時間に1本しかないため、紫陽花の見頃の時期は満員になります。バスに乗っている時間が30分もありますので、座って行きたいという人は、少し早めにバス停に行った方がいいですね。
バスの中は満車でも、境内に入ってしまえば、広大な敷地のため、人が多くて撮影できないということはありません。
紫陽花は早朝がキレイです。写真目的で行くなら、雨あがりの朝一番がおすすめです。
このページの紫陽花は、2018年6月22日に撮影しました。2018年は、見頃が早めでちょっと遅いぐらいでした。2020年は6月18日に行きました。ちょうど満開見頃でした。
善峯寺の紫陽花の開花状況はこちらで確認できます。
善峯寺の紫陽花の開花情報
善峯寺の紫陽花の撮影スポット
善峯寺の山門。境内は3万坪の広大な回遊式庭園になっています。
本堂を右手の階段をあがり、順路通りすすんでいくと、白山・櫻あじさい苑と書かれた石碑が立っています。
善峯寺の3万坪ある境内のうち3000坪が紫陽花苑。広い境内ですが、3脚、1脚の使用は禁止です。
あじさい苑入り口は、あじさい園全体を見下ろすようになっており、それを目にした人はたいてい『うわあ~すごい~、来てよかったあ~』と歓声をあげています。
最寄り駅からバスで30分、その後山道を登って8分、山門を通り過ぎてもさらに階段・・ココまで来るのに結構な体力を使います。こんな所まで来たけど、本当に紫陽花見られるの? そんな風に思えてくるのですが、この景色を見たら、みなさん感動するみたい。
わざわざここへ来なければ会えない紫陽花なのです。
紫陽花苑の中は、散策路があり、その両脇に紫陽花。散策路を歩くと、人の背丈よりも高い紫陽花もあります。
人気の撮影スポットは、清水の舞台のようなこの建物からの景色とこの建物を入れての景色。
紫陽花の目線から建物を見上げて
善峯寺の紫陽花は、水色とピンクのパステルカラーが中心で、とってもかわいらしいです。
ほわほわでかわいいSNS映えする紫陽花が撮影できます
背景にもパステルカラーの紫陽花が広がっているので、かわいい色になりますよ。
山の斜面一面の紫陽花
あじさい先生と生徒たち・・。
ハートの形をした紫陽花もありました。
あじさい苑を上に上にあがっていくと、朱色の鳥居があります。紫陽花とのコントラストがきれいです。
あじさい苑以外では、お寺っぽい紫陽花も撮れます。
とにかく広い善峯寺。境内はアップダウンの連続なので、歩きやすい靴でいきましょう。
善峯寺も入ってる 京都紫陽花めぐり30選はこちら
善峯寺で撮れる その他の花
善峯寺では、一年中、お花が咲いています。紫陽花以外には、桜・紅葉なども有名です。それぞれ見頃はこちら
善峯寺のおすすめ度は?
善峯寺は、紅葉や桜で有名ですが、実は紫陽花の季節が一番幻想的で、他とは違う写真が撮影できます。
上から見下ろす紫陽花、下から見下ろす紫陽花。山の斜面一面に紫陽花が咲いている紫陽花山は、京都でも1,2を争う紫陽花の撮影スポットです。アクセスが悪いからこそ、人も少なく、京都で、これほど、広大な紫陽花山を撮影できるのは、善峯寺だけ。ぜひ行って見てください。
善峯寺 詳細
住所 | 京都市西京区大原野小塩町1372(地図) |
電話 | 075-331-0020 |
最寄り駅 | 阪急「東向日」駅下車、バスにて30分 詳細は本文にて |
拝観時間 | 8:30~17:00(16:45受付終了)紫陽花見ごろ中 土日は7:00~18:00 |
休み | なし |
拝観料 | 大人500円 ・高校生300円・小中学生200円 |
駐車場 | 150台 500円 |
公式HP | http://www.yoshiminedera.com/index.html |
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紫陽花の撮影スポット
京都でかわいいしっとり紫陽花が撮れる撮影スポット (梅宮大社・三室戸寺・法金剛院・藤森神社・三千院・善峯寺・楊谷寺・真如堂・伏見濠川・祇園白川・丹州観音寺・智積院・岩船寺・京都御苑の紫陽花) を紹介し ...