楊谷寺・紫陽花の撮影スポット

楊谷寺の紫陽花を撮影しましょう。

楊谷寺の紫陽花インスタ映え撮影スポット

『楊谷寺』は、京都西山にある、30種5000株の紫陽花が咲いていますハートの窓からの紫陽花、手水鉢に浮かぶインスタ映えの紫陽花、おしゃれな色の紫陽花がある撮影スポットです。

楊谷寺へのアクセス、楊谷寺とは? 楊谷寺の紫陽花の見頃と混雑、楊谷寺の紫陽花の写真撮影スポットを紹介します。

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楊谷寺の紫陽花はインスタ映えだよ

楊谷寺へのアクセス

楊谷寺は、京都西山にあります。

楊谷寺へのアクセスは車をおすすめします。京都のお寺の中でも屈指のアクセスの悪さで、ここを訪れる人のほとんどの方が車で来ます。車でのアクセス方法は3通り。

楊谷寺へのアクセスマップ(地図)

【車】
高槻から・・・79号線にて。かなり狭くおすすめできない。最後が急な登り坂。一番危険な道。上の地図には載っていません。

島本から・・JR水無瀬駅を横断し、734号線をまっすぐ この中では比較的広い方。

長岡京から・・・縦貫道長岡京インターをでてまっすぐ約10分、竹林の中を通って狭い、暗い。実際にはこの道で来る人が多い。

 

この中なら、島本(阪急水無瀬駅~)が一番広い道です。柳谷観音さん自身もこの道をおすすめしています!どんな道路か動画で紹介しています。

最後の5キロほどは、ぎりぎり2車線のカーブの多い山道。さらに最後の2キロでは、ところにより1車線にはなりますが、ほとんど対向車が来ないし、もし来たとしてもギリギリ離合できる幅があるところがほとんどです。

 

長岡京(西山天王山駅)からの道は、途中までは広く、最後の約4分ほどが非常に狭く、車一台分ほどの道があります。離合ができるところもありますが、できないところもあり、対向車が着たら止まって下さいという看板があります。

 

こちらが長岡京(西山天王山駅)からの道の動画です。心配な方は、下見をしてくださいね。

サイドミラーを畳んでなんとかぎりぎり離合している車を見ました。

 

 

島本からの道は、長い山道だけど、わりと幅広め、長岡京からの道は、離合できないようなせまい道があり、そこで対向車が来たら、どっちかが下がらないといけないという場所があります。

紫陽花の時期は、紫陽花まつりの日と17日の縁日の日、土日は大混雑で、その日に行くなら島本からの道をおすすめしますそれ以外なら、長岡京からの道の方が近いです。

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2019年あじさいウィーク中の日曜日、車が予想以上に来すぎて交通整備できずパニック状態だったようです。離合が難しいような細い道なので渋滞すると危険!

運転に不安のある方はタクシーで。駐車場は、広くて、無料、止めやすいです。あじさいまつりの日、紅葉ウィーク中のみ駐車場は500円。

 

楊谷寺の最寄り駅は、阪急「西山天王山」駅または阪急「長岡天神」駅。最寄り駅までは、京都の中心地から電車ですぐなのですが、そこからはタクシーしか方法がありません。

【阪急電車】
阪急河原町駅→(12分)→ 阪急長岡天神駅下車、タクシーにて約15分 (約2,000円)

 

【シャトルバス】

縁日にあたる毎月17日とあじさいまつりの日(2019年は、6月23日)には

「阪急西山天王山駅」東口ロータリー内

「JR長岡京駅」西口ロータリー内

の2カ所からシャトルバス(9:30~14:30)があります(時刻表、詳細は、公式サイトにて)。片道大人300円 子ども150円

こちらも駅に大行列ができています。時間に余裕ももって行きましょう。

 

同時期に撮影できる 楊谷寺近くの撮影スポット

善峯寺(紫陽花) ・ 純喫茶フルール ・ 光明寺(青もみじ)

 

楊谷寺とは?

楊谷寺とは?

京都西山三山(楊谷寺・善峯寺・光明寺)の一つとして数えられています。楊谷寺は、という名前で親しまれ、地元の人からは、『柳谷さん』ともいわれています。

楊谷寺は、806(大同元)年、清水寺を開山した延鎮僧都によって創建されました。

延鎮僧都は、『西山にて生身の観音様に出会うことができる』という夢のおつげの後、柳が生い茂る渓谷の岩上に観音さまを見つけられ、その場所に観音様を祀り、『楊谷寺』とした というのが楊谷寺の始まりです。

 

延鎮僧都がみつけられたその観音様が、眼病に霊験あらたかな十一面千手千眼観世音菩薩でした。現在も、眼病平癒の祈願所として親しまれています。

また、空海の祈祷により、眼病に悩む人々のために霊水にしたという独鈷水(おこうずい)が有名で、西の清水ともいわれています。独鈷水(おこうずい)は、ペットボトルなどを持参すれば持ち帰ることもできます。

 

広い境内の楊谷寺、秋は紅葉の穴場として、初夏は、みごとな紫陽花が咲いています。

 

 

楊谷寺・紫陽花の見頃・撮影におすすめの時期と時間

楊谷寺の、紫陽花の見頃は6月上旬~7月上旬です。

毎年この時期には、6月の風物詩の1つあじさいウィークが開催されます。

あじさいウィークは、

  • 地元特産品の販売
  • ここでしか手に入らない協賛企業による物販
  • ステージでのコンサート
  • 通常17日午前中のみ限定公開の上書院を特別公開
  • 期間中のみ限定のあじさいの押し花朱印授与

という1年に1度の特別イベント。

あじさいウィークは2021年は6月6日(日)~7月4日(日)まであじさいウィーク中が見頃です。開催情報は、公式サイトや公式FACEBOOK等で発表されます。

楊谷寺の紫陽花は、日当たりのよいところに咲いているものが多く、見頃になった直後からやや日焼けしてしまうのが早いように感じます。見頃になったらなるべく早めに行くことをおすすめします。

 

基本的には、車でないと行けない場所にあるので、アクセスが悪く、普段はすいています。ただし、近年花手水で有名になり、2019年の紫陽花ウィーク期間の土日は、5000人訪れる日もあり、大混雑でした。道は渋滞し、開門前に100人の行列ができたそう。

さらにあじさいまつりの日と6月17日(縁日の日)は混雑します。※2020.2021年はコロナウィルス感染防止のため、あじさいまつりの日はないようです。

楊谷寺の紫陽花まつりの混雑

上の写真は、あじさいまつり時の手水舎前。このお写真スポット前では、順番待ちになります。その他の場所では、人が多くて紫陽花が撮影できないなんてことにはなりませんので大丈夫。

 

あじさいまつり」と書いた御朱印は、あじさいまつりの日限定。また、あじさいまつりの日は、17日限定御朱印も授与されます(予約制)。6月は17日もあじさいまつりの日もシャトルバスがでます。※2021年は17日のみ。

紫陽花時は紫陽花は朝がキレイです。写真目的で行くなら、雨あがりの朝一番がおすすめです。

2020年6月11日 → まだ5分咲きぐらい

2021年6月1日 → まだ1分咲きぐらい 2021年6月15日 → 入って右の石段のところは見頃、建物内の階段はあと一週間ぐらいが見頃?

 

楊谷寺の紫陽花 開花状況・花手水状況はこちらで確認

楊谷寺公式Facebook ・ 楊谷寺公式Twitter ・ 楊谷寺Instagram

 

毎年進化する楊谷寺の紫陽

2021年は、「そうだ京都行こう」のキャンペーンイベント、「花と水の京都」で花手水・花玉手水、レインアート、花と水の占いなどが登場し、さらに映える柳谷観音が楽しめました

2022年は鳥居の近くの階段にも紫陽花が置かれたり、回廊に灯りがともりました

 

楊谷寺の紫陽花の撮影スポット

楊谷寺の紫陽花マップ

楊谷寺の紫陽花は、本堂の後ろをぐるっと一周囲むように咲いています。まず最初に本堂から靴を脱いであがり、書院を通って、両脇に紫陽花が咲き誇る、あじさい回廊を通って、奥の院へとすすみます。そこから、坂を下るように阿弥陀堂方面にくだってくるとまた紫陽花畑があります。

ぐるっと一周まわって紫陽花が楽しめます。

楊谷寺紫陽花のインスタ映え撮影スポット

門を入ってすぐ左の手水舎がインスタ映えのお写真ポイント。色とりどりのカラフルな紫陽花がお出迎え。こちらの花手水は、アクセスの悪い楊谷寺に来てくれた人に楽しんでほしいという思いで飾られたもの。

楊谷寺の紫陽花 インスタ映え花手水

上の写真は2019年バージョン。

この手水舎、いつもいつも飾られているわけではありません。ただ、紫陽花ウィークの期間中は、花が浮かんでいます。詳しくは、楊谷寺のInstagramにてご確認ください。

こちらもおすすめ:京都の手水舎が紫陽花でインスタ映えスポット→真如堂の紫陽花

楊谷寺の紫陽花 撮影スポット

本堂から入ってすぐの書院のお庭の手水鉢には、美しい紫陽花が浮かんでいます。カメラ女子におすすめの紫陽花撮影スポットですね。

楊谷寺の紫陽花撮影スポット

別の日にいってみたところ、アナベルが浮かんでいました。日によって中の花が変わるようです。

 

楊谷寺の書院

書院を上からみたところ。緑のお庭に赤の毛せんが映えます。鳥の鳴き声が聞こえ、心が落ち着ける場所です。

 

柳谷観音の紫陽花

書院の横にも紫陽花の花手水。書院の赤の毛せんと合わせるとキレイなんです~。

書院に横の庭には、手水鉢が2つあり。もう一つがこちら。この手水鉢も6月の平日に行ってみたところ、紫陽花は入っていませんでした。紫陽花まつりや6月の縁日の日限定で飾られるようです。

楊谷寺の紫陽花撮影スポット

さらにすすむと水琴窟があり、そこの手水鉢にも紫陽花が浮かんでいます。楊谷寺にはSNS映えスポットがたくさん!!最大で7個の花手水があります。

楊谷寺の紫陽花 撮影スポット

階段と坂でできたあじさい回廊がこちら。両脇に紫陽花が咲き誇っています。

楊谷寺の紫陽花 撮影スポット

あじさい回廊の両脇には、濃い紫の紫陽花が並んでいます。楊谷寺の紫陽花は、場所によっては西洋紫陽花が多めでやや洋風。京都のお寺にしては、洋風のおしゃれな感じになっています。

楊谷寺であじさいを管理しているのは、梅鉢園という会社。たまたまお手入れしていた方に聞いてみると、ちょっとかわった紫陽花を特別なところから仕入れているのだとか。

楊谷寺の紫陽花 撮影スポット

回廊から見えるのは、車窓から見たような他ではみられない紫陽花の景色です。

楊谷寺の紫陽花 撮影スポット

奥の院に到着。奥の院の提灯の赤と山あじさいの撮影スポット。

楊谷寺の紫陽花 撮影スポット

奥の院から坂を下ってくると、本堂などの建物を紫陽花ごしに見下ろすことができます。

楊谷寺の紫陽花 撮影スポット

 

楊谷寺の紫陽花 撮影スポット

ハートのお寺としては、京都の正寿院が有名ですが、こちらではハートの窓から紫陽花インスタ映えな写真が撮れます。実はこのハート、ベンチの背もたれなんですよ。ハートではなく猪の目模様だと思われます。

楊谷寺の紫陽花 撮影スポット

鮮やかな西洋紫陽花の段々畑。華やかです。

これらの紫陽花は、6月に撮ったものですが、7月の紫陽花は大人の紫陽花

楊谷寺 7月の紫陽花

色があせた大人色の紫陽花が咲いています。こちらは楊谷寺の最初の階段の下、茶屋の前で撮りました。

楊谷寺7月の紫陽花

緑色が混ざってドライフラワーのようなおしゃれな紫陽花があります。

年々変わった種類の紫陽花が増えているように感じます。紹介できなかったけど、色が変わる『幸せをよぶ七色あじさい』も人気。探してみてくださいね。

楊谷寺(柳谷観音)も入っている、京都紫陽花めぐり30選はこちら

楊谷寺のかわいいお地蔵さん

楊谷寺には、全部で4人のかわいいお地蔵さんがいらっしゃいます。もしかしたら、もっといらっしゃるかもしれません。非常にわかりにくいところなので、紹介しますね。

楊谷寺のお地蔵さん

2人は、奥の院の裏、愛染堂前(あいりきさん)のお庭の中

楊谷寺のお地蔵さん

あと二人は、山の中腹ぐらい。眼力稲荷大明神近くのモリアオガエルの生息地の池のほとりです。小さなお地蔵さんが笑顔でこっちをみてくれます。

楊谷寺のおすすめ度は?

楊谷寺の紫陽花

楊谷寺は、京都で知る人ぞ知る紫陽花の名所。

京都の紫陽花撮影スポットは、アクセスの悪いところばかりにありますが、楊谷寺はその中でもナンバー1と言ってもいいぐらい。気軽に行けないこその貴重な紫陽花の風景があります。特にみどころの花手水(はなちょうすい)はおすすめ♪

 

楊谷寺 詳細

住所 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2(地図
電話 075-956-0017
最寄り駅 阪急「西山天王山」駅、阪急「長岡天神」駅よりタクシー
詳細は本文にて
拝観時間 9:00~17:00 最終受付16:30
休み なし
拝観料 普段は300円
あじさいウィーク時(6月上旬~7月上旬)入山料 700円
上書院・寺宝庫特別公開  拝観料 800円
駐車場 普段は無料 あじさいウィーク期間のみ山門前駐車場・第1~3駐車場有料:1台500円 期間中でも第2駐車場は無料
公式HP 楊谷寺公式HP
京都の紫陽花撮影スポット
紫陽花の撮影スポット

京都でかわいいしっとり紫陽花が撮れる撮影スポット (梅宮大社・三室戸寺・法金剛院・藤森神社・三千院・善峯寺・楊谷寺・真如堂・伏見濠川・祇園白川・丹州観音寺・智積院・岩船寺・京都御苑の紫陽花) を紹介し ...

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