森の中に建てられたレトロなカフェでおしゃれなカフェメニューを撮影しましょう。
京都でおしゃれなカフェでカフェスイーツが撮りたいと思ったら、『茂庵(もあん) 』がおすすめです。
『茂庵』には、知る人ぞ知る隠れ家カフェ。京大近くの吉田山山頂にあります。もともと茶苑の食堂だった建物、家具、そこからの景色、おしゃれなカフェメニュー、すべてが日常とかけ離れた空間で旅行気分♪
京都のフォトジェニックカフェ『茂庵』。『茂庵』へのアクセス、混雑、おすすめ席、どんな写真が撮れるのかを紹介します。
茂庵へのアクセス
茂庵は、京大に隣接する吉田山の山頂(標高約105m)にあり、非常にわかりにくくアクセスしにくいところにあります。
最寄りバス停は、「浄土寺」下車、その後徒歩約10~15分です。
- 京都駅から 市バス5番・17番にて 約30分「浄土寺」下車
- 阪急河原町から 市バス5番・17番・203番にて 約20分「浄土寺」下車
- 京阪出町柳駅から 市バス17番・203番にて「浄土寺」下車
京都駅からバスはすいていて30分。観光シーズンは結構時間がかかりますので、交通渋滞が予想されるシーズンなら出町柳駅からのアクセスがおすすめです。出町柳から各コースのふもとまで歩いても約15分です。
山の下から登るコースは4つあり 公式サイトに詳しい地図がありますので、参考にしてください。
- 北参道コース・・・今出川通りからの一番険しい山登りコース 公式サイトでおすすめしないとのこと
- 吉田神社コース・・京大正門前経由、吉田神社境内を越えるコース こちらもわりとわかりやすい
- 真如堂コース・・・真如堂からのコース
- 神楽岡コース・・・看板がありわかりやすい。雰囲気もいいおすすめのコース
雰囲気がいいのも、最寄りバス停から近くわかりやすいのも神楽岡コースになります。茂庵は茶道の心得を反映したカフェ。茶道では、お茶室へのアプローチでは、打ち水をしたり、お花があったり・・とおもてなしの心が宿っています。
そういった意味では、神楽岡コースはおもてなしの心で到着までのわくわく感が高まるコースと言えます。神楽岡コースの入り口には、駐車場が3台あります。
神楽岡コースは、他のサイトでもよく紹介されていますので、こちらでは、あえて、あまりおすすめされていない北参道コースを紹介してみましょう。
最初の入り口から、ずっとこんな山道で、まるで大文字山登山です。入り口にも途中にも『マムシ注意』の看板があり、鬱蒼とした森の中をもくもくと歩くのは、女性ならちょっと怖いですね。
下から約10分弱、ひたすら登山で到着です。息はあがって、足はパンパンになり、足が止まってしまうこともありますが、木漏れ日の中をもくもくと歩いて最後に茂庵が見えた時の感動は、北参道コースが一番。
かなりきついですが、カフェに行く前にこんな機会もないとがんばりました。
汗をかくので、真夏にはやめておいたほうがいいと思います。
北参道コースを選ぶ場合、京阪出町柳駅から 市バス17番・203番にて「京大農学部前」バス停下車が近いです。
いずれにしても最後は、舗装のされていない山道になります。運動靴で行ってくださいね。
一番有名な神楽岡コースを動画で紹介しています。どのぐらい歩くのか気になる方は動画をみてね。店内の様子も紹介しているのでぜひ
茂庵近くの撮影スポット
真如堂(紫陽花 ・青もみじ ・ 紅葉 ) ・ 百万遍の手づくり市 ・ 哲学の道
茂庵とは、どんなところ?
大正時代に、茶道に親しみのあった谷川茂次郎が、吉田山の山頂に茶苑として、茶室8席、月見台、楼閣等を築きました。現在は、食堂棟と茶席の一部のみが残っています。
『茂庵』は、当時の食堂棟。茂次郎が亡くなってから、2001年に当時の食堂をカフェ『茂庵』としてオープンすることになりました。『茂庵』は谷川茂次郎の雅号です。
建物は京都市の登録有形文化財になっています。
お茶室では、毎月1回、月釜が行われ、予約無しでお茶をいただくことができます。
茂庵の混雑
『茂庵』は山の山頂、アクセスが悪いにもかかわらず、人気のあるカフェです。土日やゴールデンウィーク、お盆、また、春・秋の観光シーズンは、開店前から行列ができています。
お店の前には、名前を書く紙が置いてあるので、着いたらすぐに名前と何時に来たのかを書きます。
参考までに、2018年のゴールデンウィークに行ってみたところ、11時半からのオープンで、最初に来ていた人は10時45分でした。席は35席で、1回目の案内で中に入れた人は11時15分頃に到着した人まで。
お昼時なので、みなさんランチの人が多く、1回目で最初に出ていった人は12時半。11時20分頃到着すると1時間以上待つことになってしまいます。
また、12時半には、待っている人は40~50人ほどいましたので、また2回目の案内でも入れないとすると、次の入れ替え時刻は13:30頃、ランチタイムは14:00までなので、ランチにありつけなくなる可能性があります。できれば、平日か休日なら早めに行ってください。
お店の行列を見て、「また次にしよう」と帰る人もいますが、『茂庵』は、山頂にあります。歩いてきた労力を考えるとそれは悲しすぎます。
公式サイトに、リアルタイムの空席情報のQRコードがあるので、そちらで確認してから山を登ってくださいね。
予約はできません。
茂庵のおすすめ席
茂庵は、京都市内を展望できる窓際のカウンター席、もう一方の窓側のテーブル席、そして真ん中にソファ席があります。窓際のカウンター席がおすすめですが、混雑時には、席は選べません。
お店の人が、こっちかこっちどっちがいい?と聞いてくれたなら、窓際がいいですよ。
フォトジェニックなカフェ・茂庵
茂庵入り口には、お花が生けられています。これも茶道の心得ですね。季節ごとにお花が変わります。
オープンの時間になると暖簾が掛けられます。この暖簾もまたお花柄がかわいい。名前を呼ばれた順に、入り口で靴をぬいで2階へあがります。
天井、床、がぬくもりのある木でできていて、それにあわせたおしゃれな家具や照明。大正ガラスの窓の向こうは緑が広がっていて、時折、小鳥の鳴く声もきこえます。
窓側のテーブル席につきました。お水が入ったグラスも盃のようでおしゃれ。後ろのグリーンがテーブルとグラスに映り込みます。
季節のスープ、豆のマリネつきピタパンサンドは、4種類の中から2つ選べます。こちらはなすとズッキーニ+ベーコンとトマトとモッツァレラでした。なすとズッキーニの方には、バジル味のクリームで味付けしてあり、見た目だけではなく、味もおいしい。
シフォンケーキとアイスのセット。キャラメルアイスクリームの上にナッツとコーンフレークがかかっていて、食感も楽しめます。
自然光で後ろがグリーンだとこんなに爽やか♪まさにフォトジェニックカフェでした。この日、4月下旬だというのに外界は、28度もある夏日。茂庵にはとっても爽やかでした。都会の喧騒感を忘れさせる京都一の癒しスポットです。
茂庵のメニューと値段
その他のメニューは参考までに
- ピタパンサンドランチセット・・・900円
- 月替りランチセット・・・1500円
- いちごのロールケーキ・・・490円
- 抹茶のベイクドケーキ・・・490円
- ほうじ茶のシフォンケーキ・・・460円
- コーヒー・・・550円
- 柚子ジュース・・・650円
など。
お食事は、ピタパンかランチセットのみ。ケーキセットに+200円でアイスクリームをつけることもできます。
ケーキの種類は月によって変わります。
お値段はやや高め。来ているお客さんの年齢層も高めでおちついた雰囲気でした。
茂庵 詳細
住所 | 京都市左京区吉田神楽岡町8(地図) |
電話 | 075-761-2100 |
最寄りバス停 | バス停「浄土寺」・「京大農学部前」から徒歩10~15分 |
営業時間 | 11:30~18:00 ランチタイム11:30~14:00 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)夏季休業8月17日~31日 その他臨時休業あり 公式HP参照 |
料金 | ピタパンサンド 900円 |
駐車場 | 3台 |
公式HP | http://www.mo-an.com/ |
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