永観堂の紅葉を撮影しましょう。
京都で1番人気の紅葉を撮りたいと思ったら、『永観堂』がおすすめです。京都の東山にあり、広大な敷地に見事な紅葉が見られます。
紅葉時期の永観堂へのアクセス、紅葉の見頃、永観堂の紅葉撮影スポットを紹介します。
2020年ライトアップ開催は、11月7日〜12月6日です。
紅葉時期の永観堂へのアクセス
永観堂は京都で最も人気の高い紅葉スポットの1つです。
永観堂は、哲学の道と南禅寺の間にあり、真如堂他、紅葉スポットが点在していて、紅葉時期には大渋滞を引き起こします。
普段は、市バス5番で南禅寺・永観堂道バス停下車でのアクセスが一般的ですが、2018年は、11月の土日祝・12月の第1土日は、経路変更し、南禅寺・永観堂道バス停が休止になりました。
行かれる方は確認してから行ってくださいね。
紅葉時のアクセスは、渋滞のない電車が便利です。
最寄り駅は、京都市営地下鉄『蹴上』駅。『蹴上』駅1番出口を出た後、右へ進み、道沿い右手にあるねじりまんぽというトンネルをくぐり抜けてまっすぐ行くと、南禅寺の境内につながっています。ねじりまんぽの上は、インクラインです。
南禅寺を通り抜けて永観堂まで駅から徒歩15分ほどで到着します。
徒歩15分というと遠い気がしますが、南禅寺も紅葉スポットなので、いい散歩道です。水路閣は、ノスタルジックな撮影スポットでもあります。同時期、南禅寺内、天授庵の中の紅葉もおすすめです。
永観堂では、紅葉時期には、駐車場は利用不可。渋滞してかえって不便になりますので、電車でのアクセスがおすすめです。
永観堂とは?
永観堂とはについてはこちらで紹介しています→永観堂の青もみじ
永観堂の紅葉の見頃と混雑
永観堂は、毎月11月中旬~11月下旬に見頃になります。
年によって若干差はありますが、京都の紅葉の中では、見頃は早い方。敷地が広いので、日のあたるところ、当たらないところ色々あるので、見頃が長く楽しめます。
永観堂のfacebookでは、今日の紅葉の様子がアップされ、見頃を確認することができます。
→永観堂 公式フェイスブック
永観堂の紅葉時期の混雑は避けられません。平日、朝9時~10時台に行けば比較的すいていますが、平日でも観光バスがどんどん到着し、人が増えていきます。
土日なら、拝観券を購入するだけでも待ち時間が発生します。
ただ、中に入ってからは境内が広いので、ポイント、ポイントではゆっくり写真が撮れるところもありますので、気合を入れてがんばってみましょう。前に人がいると進まないので、普通に拝観するだけでも所要時間は、1時間ぐらいかかります。
すいている永観堂を撮影するなら青もみじの季節がおすすめです。
-
永観堂・青もみじ・苔の撮影スポット
『永観堂』は、さわやかでかわいい緑の青もみじとしっとりとした苔の撮影スポット。永観堂へのアクセス、永観堂とは?青もみじと苔の見頃、その季節にどんな写真が撮れるのか、撮影スポットを紹介します。
フォトジェニックな永観堂の紅葉撮影スポット
永観堂には、イロハモミジを中心に約3,000本もの紅葉が広い境内を真っ赤に染め上げます。
“見頃”と言われた2018年11月15日永観堂へ行ってみました。全体的には、見頃ですが、入り口の中門のところなど日陰になっているところは、まだまだ青もみじが残っているところもありました。
真っ赤に染め上がるのは、1週間先ぐらいでしょうか。
これが真っ赤になると圧巻!になりますが、今回は、青もみじとオレンジのグラデーションでかわいいパステルカラーの紅葉の景色が広がっていました。
永観堂では、靴を脱いで建物にあがり、拝観した後、庭園の方へ進むという流れになっています。ちなみに建物の中のお宝(仏像や絵画、屏風など)は撮影禁止。
建物自体も味があり、紅葉がガラスに映り込んで美しい!
永観堂でのおしゃれ撮影スポットとしておすすめな唐門。
釈迦堂の縁側から見える小判形の盛砂の後ろに、各所に雲龍や唐草の彫刻が施されている唐門があります。唐門は、天皇の使いが出入りする時に使われた勅使門です。門の模様から透けた向こうに見える紅葉はフォトジェニック。
紅葉の見頃に合わせて、特別寺宝展が行われているこの時期、鮮やかな五色幕が飾られていて、華やか。五色吹流しもありましたよ。
水たまりには、紅葉の映り込み。
御影堂の床にも紅葉と五色幕の映り込み。
阿弥陀堂(本堂:最後に靴を脱ぐところ)は建物自体がフォトジェニックですね~。
建物から出て、庭園に向かいます。
放生池は外せない撮影スポット。水面にリフレクションする橋。
放生池のほとりから上を見上げるとこんな景色。
極楽橋を渡って、永観堂幼稚園の前あたりに可愛らしいお地蔵さんがおられます。手をあわせているのは知恵のお地蔵さん、手招きしているのは、慈悲のお地蔵さん。
後ろ姿もかわいいんです。
阿弥陀堂から放生池までの道にも何体も連なったお地蔵さんがいらっしゃいます。ぜひ探してみてください。写真では1体にみえますが、6人ぐらいくっついています。
南門近くの和みの道からは、緑の苔の上に紅葉の落ち葉のコントラストで今までの永観堂の雰囲気とは違う写真が撮れます。
最後に銀杏の絨毯。お寺の境内に銀杏は珍しく、最後に黄色の世界が広がります。色々な表情をみせてくれる永観堂の紅葉でした。
↑ 2022年11月上旬、色づき始めの紅葉です 方丈池の周りはかなり色づいていました
永観堂の紅葉のおすすめ度は?
「秋はもみじの永観堂」と讃えられる名所中の名所。観光スポットとしてメジャーすぎるため、建物内は、じっくり撮影はできないかもしれませんが、庭園を眺めるための縁側、お部屋があり、そこでは皆さん座って鑑賞されています。
建物内からの眺めでは、座ってじっくり、庭園は広いのでゆっくり。1つの場所で色々な表情が紅葉が撮影スポット楽しめるです。
永観堂 紅葉 詳細
住所 | 京都市左京区永観堂町48(地図) |
電話 | 075-761-0007 |
最寄り駅 | 京都市営地下鉄 蹴上駅より徒歩15分 詳細は本文にて |
時間 | 9:00~17:00(最終受付16:00)ライトアップ 2020年11月7日〜12月6日 17:30~21:00(最終受付20:30) |
休み | なし |
料金 | 紅葉の時期のみ大人1000円・小中高400円 ライトアップは別途600円 |
駐車場 | 紅葉の季節は駐車できません |
公式HP | http://www.eikando.or.jp/ |
-
紅葉の撮影スポット
京都で紅葉が撮れる撮影スポット(楊谷寺・圓光寺・瑠璃光院・祇王寺・東福寺・天授庵・常寂光寺・永観堂・神護寺・善峯寺・光明寺・蓮華寺・北野天満宮・岩戸落葉神社・大原野神社)を紹介します。 ...