京都市左京区にある真如堂の紅葉を撮影しましょう。
京都で華やかの紅葉や散り紅葉を落ち着いてじっくりとを撮りたいと思ったら、『真如堂』がおすすめです。境内は、無料で広々、紅葉はとってもきれいなのに比較的すいている撮影スポット。
真如堂へのアクセス、真如堂とは? 紅葉の見頃、混雑、真如堂の紅葉の撮影光明寺でどんな紅葉の写真がとれるのかを紹介します。
紅葉時の真如堂へのアクセス
【バス】
5番にて 四条河原町より →(約21分) → 「真如堂前」下車、徒歩8分
32番にて 四条河原町より → (約18分) → 「真如堂前」下車、徒歩8分
203番にて 四条河原町より →(約18分)→ 「真如堂前」下車、徒歩8分
平日ならどのバスに乗ってもいいですが、土日祝日は、渋滞する可能性が高いので32番がおすすめです。
【電車+バス】
京阪「祇園四条」駅→(10分)→京阪「神宮丸太町」下車、市バス93番にて「丸太町京阪」バス停→「真如堂前」下車、徒歩8分
バスの乗車時間が短く、渋滞に左右されにくいです。
バス停、真如堂前からの徒歩ルートは、
白川通(バス道)を北(四条河原町から来たバスの進む方向・錦林車庫方面)に進むと、真如堂の案内板があります。そこを左折して、坂をまっすぐ進むと、坂の途中に石段(写真)があります。
石段を登ると真如堂の本堂裏につながっています。
【車】
無料駐車場が約5台がありますが、紅葉シーズンは、一般車両の通行規制があり、駐車場も使用不可になります。
真如堂とは?
真如堂は、正式名を『鈴聲山真正極楽寺(れいしょうざんしんしょうごくらくじ)』といい、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。
永観2(984)年、比叡山の戒算上人が、比叡山常行堂の御本尊阿弥陀如来を、現在の地近くにあった東三條院の寝殿に安置したのが始まり。
その後、法然上人や、親鸞聖人をはじめとする多くの念仏業者や民衆の篤い信仰を厚め、特に女性の深い帰依を受けてきました。
応仁の乱では、焼けて移転をくりかえしていましたが、元禄6(1673)年に現在の地に再建されました。
12,000坪の境内には、本堂の他、総門、元三大師堂、鐘楼堂、三重塔が趣を添え、紅葉の名所としても有名なお寺です。
本尊の阿弥陀如来は、慈覚大師作で、完成前に、大師が『比叡山の修行僧のための本尊になってください』というと、如来は、首を振って拒否され、『それでは、都を下って、すべての人々をお救いください。特に女の人をお救いください』というとうなずかれたといいます。
女性を救ってくれる神様がおられるからか、どこか女性らしい優しい雰囲気があるお寺です。
真如堂近くの撮影スポット
葉の名所真如堂を中心にご近所さんだけで3時間散策コースをご紹介。 栄摂院、真如堂さんはほぼお隣さん、哲学の道を歩いて安楽寺、法然院もお隣さん。敷紅葉もきれいで晩秋の京都の紅葉を満喫できます。 特によかったのは、安楽寺の中のカフェ♪ 鹿ケ谷かぼちゃ入りぜんざいはかぼちゃももちもちでおいしかったです。
真如堂の紅葉の見頃
真如堂の紅葉は、毎年11月中旬~12月初旬に見頃になります。本堂裏の庭に降り積もるもみじの葉っぱのじゅうたんは12月上旬が見頃です。年によって若干差はあります。
真如堂の紅葉の見頃はこちらから確認できます
真如堂の混雑
真如堂は、京都の人に愛される紅葉の名所です。
近所に、永観堂、南禅寺、平安神宮、哲学の道など京都でも有数の紅葉スポットがあるために、観光客の方がそちらの方に集中してしまって、紅葉の豪華さに対して人が少ないのが特徴です。
さすがに、紅葉時は、いつもに比べると人は多く、参道で、人を入れずに撮影するというのは難しいですが、永観堂や南禅寺に比べると格段に空いています。
境内は本堂に入らない限り無料で自由に散策できますので、順路もなく、順番待ちもなく、自分のペースでゆっくり撮影できますよ。
境内の混雑よりも、バスの混雑や渋滞の混雑の方が心配です。
フォトジェニックな真如堂の紅葉撮影スポット
バス停から来ると反対方向になりますが、正門から入ったとして紹介します。
真如堂の正門から続く石畳の参道。両側に鮮やかな紅葉がお出迎えしてくれます。まずはこちらが真如堂を代表する撮影スポットです。こちらは、11月末の平日朝10時に撮影しました。
11時になると人がどっと増えてきましたのでお早めに。
本堂側から見下ろした参道。ご近所の人たちのお散歩コースになっており、朝11時までのさらに空いている時間帯は、観光客ではなく、地元の人がきれいね~、きれいね~といいながら通っていきます。
参道は、見上げたほうが迫力があります。
参道の紅葉はまさにもみじの錦。葉っぱに陽がさすと、オレンジ色が輝いて見えます。大きい木なのですが、葉っぱは下の方にも伸びてきているのでもみじのトンネルのように感じます。
真如堂のもみじは、一枚、一枚が美しい。
真如堂の手水舎は、おしゃれでSNS映えすると評判です。ココも近年、お写真スポットとして人気ですね。
紫陽花の季節もきれいでしたが、紅葉の時期にも季節のお花があしらわれ、中には赤いもみじの葉っぱが入っていました。
手水舎の水にリフレクションする紅葉もお見事。手水舎を花であしらうお寺は、楊谷寺、勝林寺も有名です。他では撮れない紅葉の写真スポット。ぜひ行ってみてください。
真如堂の見どころの一つである三重塔。できるだけ、紅葉をかぶせて撮るのが人気の撮影スポット。三重塔の周りでは、皆さんベストポジションを探して撮影しています。
門からは反対方向にあたる本堂裏は、散りもみじが圧巻です。春~夏にかけては美しい緑の苔が広がる庭ですが、その上に赤いもみじの葉っぱが落ちて赤い絨毯ができあがります。
本堂裏は、参道付近の華やかなもみじのトンネルとはうってかわって、祇王寺のような侘び寂び感のしっとりとした雰囲気があります。こちらはこちらで人気の撮影スポットになっています。
苔の庭から本堂を見ると、本堂の窓に紅葉が映り込んで絵のようです。
こちらは、境内の北にある書院への扉ごしに撮影。この中は、有料エリアで、本堂の中から順路を進むと入れます。扉の向こうが燃えている! そんな感じがしますね。
中から外をみた様子。枯山水のお庭にもみじが華やか。
本堂から続く渡り廊下からの景色。先程のしっとりとした苔の庭の上の紅葉は、見る方向によってはこんなに華やか。
渡り廊下の途中に大きなつくばいがあり、手水舎と同じように、紅葉や赤い実をつけた千両が浮かべてありました。境内は広く、あちこちに撮影スポットがあり、思う存分撮影できます。
こちらもおすすめ→京都・花手水の撮影スポット
真如堂の紅葉のおすすめ度は?
真如堂の紅葉の美しさには、定評があり、京都の人に愛されているお寺です。
手水鉢のお花のあしらいや、紅葉の華やかさ、女性を守ってくれるという御本尊ということからもなんとなく全体的に女性らしい雰囲気があります。
紅葉の豪華さに対して、人が少なく、有料エリアに入らずとも無料エリアだけでも十分。じっくり京都の紅葉の写真を撮るには最適の撮影スポットです。
真如堂 紅葉 詳細
住所 | 京都市左京区浄土寺真如町82(地図) |
電話 | 075-771-0915 |
最寄りバス停 | 市バス「錦林車庫前」または「真如堂前」下車、徒歩8分 詳細は本文にて |
時間 | 9:00~16:00(最終受付15:45) |
休み | なし |
料金 | 境内散策は無料 本堂・庭園拝観は大人1,000円 高校生800円 中学生700円 小学生無料(紅葉シーズン特別料金) |
駐車場 | 紅葉の季節は一般車両は駐車できません |
公式HP | 京都・洛東・真如堂公式ホームページ |
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