しっとりとした京都らしい風景。上賀茂神社の社家町を撮影しましょう。
京都らしい風景を撮りたいと思ったら、上賀茂神社に隣接する『社家町』がおすすめ。
静かで美しい昔ながらの街並みがあり、京都らしい風景が撮れる写真撮影スポットです。
上賀茂神社の社家町へのアクセス、社家とは? 社家町でどんな写真がとれるのかを紹介します。
上賀茂神社の社家町へのアクセス
上賀茂神社の一の鳥居を出て、左へすすむと京都らしい風景の社家町が広がっています。上賀茂神社へのアクセスはこちらを参考にしてください。
上賀茂神社社家町周辺の撮影スポット
上賀茂神社の社家とは、どんなところ?
『社家(しゃけ)』とは、建物を表す言葉ではなく、身分を表す言葉です。『社家』とは、代々神職を世襲してきた家のことで、大きな神社では、そこに仕える神職車が神社のすぐそばに住むことが多く、その住まい一帯を社家町といいます。
上賀茂神社の周辺では、室町時代から神官の屋敷町として町なみがつくられました。江戸時代には、275軒ほどありましたが、明治4年に神職の世襲が廃止されると、激減し、現在は20軒ほどになっています。
全国に社家町は存在しますが、この規模で現存しているものは、ほとんどありません。
明神川に架かる土橋、川沿いの土塀や門、土塀ごしの庭のみどり・・・これらが一体となって貴重な社家の景観を伝えている珍しい風景です。
フォトジェニックな社家町
上賀茂神社の社家の町なみはフォトジェニックなスポットがいっぱい。
上賀茂神社の境内を流れる川は、賀茂川から流れてきます。境内の中で、御手洗川川や御生所川と名前を変え、その後、御物忌川となり、御手洗川と合流し、楢の小川という名前になります。神域を流れる小川は、禊も行われるほど神聖な川。
この楢の小川が神社の外に出ると続くのが
社家町の横を流れる明神川。
橋は各家に1つだけ架けてもよいという取り決めがあったそうで、家に入るためには、それぞれの橋を渡らなければいけません。川のせせらぎの音が心地よく、このあたりを散歩するだけでも気持ちいい。
こちら、現存する社家の庭園の中でも最も昔の面影を残している西村家社家庭園。京都市指定文化財(名勝)に指定されています。大人500円、小学生250円で見学もできます。
中のお庭には、明神川から水を匹、池をめぐらせ、明神川へ戻っていくという作りは、曲水宴のためにつくられたそうです。
社家町が続く最後の方に、大きなくすのきと藤木社という上賀茂神社の末社が建っています。
樹齢500年のくすのきも圧巻。
少し入ったところに上賀茂小学校がありました。まるで神社のような門構えにびっくり。その近くにあったざくろの木も実をつけてフォトジェニックでした。あちこちが撮影スポットです。
上賀茂神社の社家町のおすすめ度は?
社家町は、とても京都らしい風景ですが、それほど有名ではないため、観光客はほとんどいません。多少、上賀茂神社へ行った人が散策してはいますが、人も少なく、穴場の撮影スポット。
他にはない風景なのでぜひ撮って欲しいところ。
室町時代につくられた町並みを、現在は普通の車が通っています。
京都の歴史を感じさせる撮影スポットにぜひ行ってみてください。
上賀茂神社社家町 詳細
住所 | 京都市北区上賀茂中大路町(地図) |
電話 | なし |
最寄り駅 | 詳細は本文にて |
拝観時間 | いつでも |
休み | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし 合わせて行くなら、上賀茂神社の駐車場を利用 |
公式HP | 公式サイトはなし |
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