背割堤-桜の撮影スポット

京都で、背割堤の桜を撮影しましょう。

京都で印象的な桜並木を撮りたいと思ったら、『背割堤』がおすすめです。京都の八幡市という中心地からは少し離れたところにありながら、ここ5年ほどで大人気の桜の名所。川沿いに連なる桜並木が撮れる撮影スポットです。

背割堤へのアクセス、桜の見頃、背割堤でどんな桜の写真がとれるのかを紹介します。

背割堤へのアクセス

背割堤へのアクセスは、京阪「石清水八幡宮」駅下車、徒歩10分。駅からは橋を渡ってすぐです。

背割堤地区淀川河川公園の駐車場はふだんは無料で朝9時から利用できますが、渋滞緩和のため、さくらまつり期間中は背割堤地区淀川河川公園、さくらであい館の駐車場ともに閉鎖で、一般車両は駐車できません。

市営駐車場も閉鎖しているところが多いです。

2021年3月末現在、八幡駅のとなりにある八幡市営駐車場は、72台、1時間100円（24時間利用可）で止めることができますが、桜の時期は、朝8時以降は入庫できません。できるだけ公共交通機関で行きましょう。

背割堤とは？

正式名は、淀川河川公園背割堤地区という場所。読み方は“せわりてい”。

宇治川と木津川に挟まれた堤防約1.4kmにわたるソメイヨシノの約250本の桜並木が広がります。河川敷からの絶景は見事。背割堤地区の桜は2017年のある情報誌で、関西で行ってみたい桜の名所1位にあがるなど注目の桜スポットです。

1970年代では、松が植えられていましたが、約40年前にソメイヨシノに植え替えられ、現在のような桜並木ができました。上から見ると天橋立の景色に似ていると言われています。

上から見るには、『さくらであい館』の高さ25ｍ展望塔へ。

背割堤さくらまつりでは、お花見舟『さくらであいクルーズ』が運行され、唐揚げやポテトなどの露天もでます。

※2021年3月27日(土)～4月11日(日)に開催を予定していた背割堤さくらまつりを中止

背割堤の桜の見頃と混雑

背割堤の桜の見頃は、3月下旬～4月上旬。京都市内の桜の満開時期と変わりません。人気がありすぎて満開が近づくにつれ、大混雑です。2021年は少し早めの3月28日頃から満開。

桜並木は、1.4kmありますが、橋から近いところが特に混雑。奥にすすめばすすむほど人が減りますので、朝早く（6時半頃）行って、まず奥にすすめば、人をなるべく入れずに写真を撮ることができます。

注意したいのは、トイレ。早朝ならすいていますが、朝10時にもなると、駅、市営駐車場、桜並木の入り口の簡易トイレに行列ができてしまいます。八幡市へ着く前に行っておきましょう。

簡易トイレなら、桜並木途中にもあります。入り口より途中の方がすいています。

こちらで随時桜の見頃が確認できます

• 京都 桜の名所開花情報【そうだ、京都、行こう】
• 京都の桜・見頃情報

背割堤の桜の撮影スポット

※このページの写真は2018年のものです。2018年夏の台風被害で、枝がかなり折れましたが2019年も元気に咲いています。

背割堤の桜撮影スポット１：橋の上からの桜

京阪八幡駅からくる橋の上から撮影。パステルカラーのほわほわの桜が並んでいます。行きに見て、帰りに撮ろうと思うと、橋の上は一方通行になっていて帰りは撮影できません。ぜひ行きに！

背割堤の桜撮影スポット2：長く続く桜並木

京都らしくないといえば、らしくない桜の名所。緑とピンクのコントラストがかわいい。京都でこれほど長い桜並木はありません。

背割堤の桜撮影スポット3：せり出した長い枝

植樹後、約40年の桜はどれも立派で、枝が見事にせり出しています。せり出した枝は、地面につきそうなぐらい低いものもあり、迫力があります。

背割堤の桜撮影スポット4：土手の上の桜のトンネル

土手に登ってみると、上は桜のトンネルになっています。入り口付近は混雑していますが、奥へ奥へすすむと人が少なくなってきます。桜のトンネルは幻想的。

背割堤の桜撮影スポット5：さくらであいクルーズと桜

すぐ横の川を走るさくらであいクルーズ。菜の花と桜の間のフォトジェニックな空間をすすみます。

他にも・・・

入口入ってすぐに土手の下に花桃が。淡いピンクの桜と濃いピンクの花桃がきれいです。

京都ではめずらしい。青空が似合う桜の名所。桜はソメイヨシノです。

芝生の部分には、菜の花やたんぽぽ、ペンペン草などのかわいい野草が咲いていてかわいい桜の撮影スポットです。

背割堤の桜のおすすめ度は？

京都には寺社仏閣の桜の名所がたくさんありますが、京都には珍しい大自然の桜です。ほわほわの桜がどこまでも続く桜並木はとってもかわいい風景。

京都の桜の撮影スポットの中でもイチオシです。

似たような雰囲気の桂川の桜と菜の花の撮影スポットもおすすめ

背割堤　詳細