仁和寺の御室桜

京都で、遅咲きの仁和寺の御室桜を撮影しましょう。

京都桜の撮影スポット 仁和寺

京都で京都らしい桜の風景を撮りたいと思ったら、『仁和寺』がおすすめです。仁和寺の御室桜は京都の桜の季節の終わりを告げる遅咲きの桜。古くから歌に詠まれていた歴史のある桜です。他とは違う京都の桜が撮れる撮影スポットです。

仁和寺へのアクセス、桜の見頃、仁和寺でどんな桜の写真がとれるのかを紹介します。

 

仁和寺へのアクセス

仁和寺は京都の西の方にあります。地下鉄や阪急といったメインの電車ではアクセスできず、便利なのはバス。

仁和寺へのアクセスは、京都駅より市バス26番にて約40分、西院(バス停:西大路四条)より市バス26番にて約25分。京阪三条駅から市バス10番・59番にて約40分。

いずれも、御室桜が咲いている季節は、仁和寺周辺は大渋滞、バスも大混雑になりますので、ちょっとでもバスに乗っている時間が短い、西大路四条からのバスが便利です。

また、最寄り駅は、嵐電「御室仁和寺」駅より徒歩2分。嵐電は、京都市内から乗るには、やや不便ですが、観光気分で嵐電に乗ってくるというのもいいですね。

駐車場は約100台。1回500円です。道路が非常に渋滞しているので、車でのアクセスは避けてできるだけ公共交通機関で行きましょう。

仁和寺近くの撮影スポット

原谷苑

原谷苑の桜と仁和寺の御室桜は同時に満開になることが多く、先に原谷苑→帰りにタクシーで仁和寺に移動すると、同じ日に撮影することができます。

仁和寺の御室桜とは?

世界遺産と国宝に指定される真言宗御室派の総本山、『仁和寺』。徒然草の『仁和寺のある法師』でお馴染みですよね。888年創建、古くから歴史のあるお寺です。

境内には、ソメイヨシノやしだれ桜もありますが、有名なのは、『御室桜』(読み方:おむろざくら)。

仁和寺には、御室桜約200本あります。京都市内の桜よりも遅咲きで、京都で最後に満開を迎える桜です。御室桜が咲くと京都の桜の季節は終わりだな~と感じられます。

御室桜は、昔から庶民の間で親しまれ、江戸時代の儒学者“貝原益軒”の京都案内の書、『京城勝覧』に『吉野の桜にまさるとも劣らない』と書かれています。

たしかに、1ヶ所に集まった桜の密林は、少し離れた上からみると、吉野の桜のようにほわほわ~とした幻想的な雰囲気がただよっていて、他の桜のスポットとは違う桜の写真が撮れるスポットです。

 

仁和寺の御室桜の見頃と混雑

仁和寺の御室桜の見頃は、市内の桜と比べて遅く、

2010年 4月12日~16日

2012年 4月18日~20日

2014年 4月10日~13日

2016年 4月9日~12日

2018年 4月3日~5日

2019年 4月15日~20日

 

平均すると4月10日前後が満開見頃となります。

 

こちらで桜の見頃が確認できます

仁和寺の桜は、京都の他の桜とは、時期がずれるため、満開見頃の時期は一極集中し、大変混雑します。上の写真は、御室桜と五重の塔が同時にとれるベストスポットの様子。みんな同じ方向を向いて写真を撮っています。たくさんの外国人観光客がいました。

御室桜が咲いている期間は朝8時から開いているため、朝一番に行くと混雑は少しましです。

 

フォトジェニックな仁和寺の御室桜

 

フォトジェニックな仁和寺に御室桜

仁和寺の境内には、御室桜だけでなく15種類の桜がさいています。仁和寺の最初の仁王門を通り過ぎると目を引くのが、高松宮電化参拝記念樹と石碑がたっている濃いピンクの桜。

フォトジェニックな仁和寺に御室桜

花弁が約10枚で淡い紅紫色をした大沢桜。

花の色が淡い緑色をした御衣黄(ぎょいこう)。ちょっと変わった種類の桜が見えます。

フォトジェニックな仁和寺に御室桜

それらの桜を通りすぎるとピンク色をした中門があります。この門を越えてすぐ左(西側)に御室桜の桜並木です。

 

フォトジェニックな仁和寺に御室桜

御室桜のトンネルと桜の花びら絨毯。御室桜は丈が低く、根本から枝を張っているのが特徴です。御室桜を見るには、細い通路を通っていくのですが、その通路は桜のトンネルというよりも桜の花道。ちょうど目線の高さに桜が押し寄せてきて、通路をにぎやかにしてくれています。

 

フォトジェニックな仁和寺に御室桜

枝ぶりを見ると勢いがいいのですが、お花はしっとりと美しく。そして何よりも、非常に香りがよく、いい香りが一帯にただよっています。

フォトジェニックな仁和寺の御室桜

御室桜は、丈が2~3mの低木。『はな』が低いことにかけて『お多福桜』という名前で親しまれています。眼の前に枝が張り出し、迫力がある一方、可憐な一輪の花が撮影しやすい♪

フォトジェニックな仁和寺に御室桜

途中、御室桜と重要文化財に指定されている五重の塔が同時に撮れるお写真ポイントが何箇所かあります。京都らしい風景ですね。

フォトジェニックな仁和寺に御室桜

御室桜が満開の頃、境内にある吉野ツツジも満開できれいです。

フォトジェニックな仁和寺に御室桜

境内は広く、奥に進んで行くと、朱色の建物や仁和寺とかかれた瓦など、なかなかおもしろい写真が撮れるところもあります。

 

仁和寺の桜のおすすめ度は?

京都には桜の名所がたくさんありますが、御室桜がこんなに集まっているところは仁和寺だけ。低木なので、桜の写真が撮りやすく、五重の塔と桜はいかにも京都らしい風景。

御室桜の時期には、奥にすすむと吉野ツツジもかわいく咲いていて、お寺全体が撮影スポットです。

ぜひ一度撮影してみてくださいね。

 

 

仁和寺 詳細

住所 京都市右京区御室大内33(地図
電話 075-461-1155
最寄り駅 嵐電「御室仁和寺」駅から徒歩2分
詳細は本文にて
時間 9:00~17:00 桜の開花時期は8:30~
休み なし
料金 伽藍特別入山(御室桜を見るための観桜料) 大人500円
駐車場 100台 1回500円 8:30~17:30(受付終了16:45)
公式HP http://www.ninnaji.jp/
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