京都の車折神社で、朱色の玉垣に映える桜を撮影しましょう。
京都で華やかな背景の桜の風景を撮りたいと思ったら、『車折神社』がおすすめです。
車折神社は、平安時代に『桜の宮』と言われていたという桜にゆかりのあるお寺。早咲きから遅咲きまでたくさん種類があり、境内あちこちに並ぶ朱色の玉垣とともに華やかな桜が撮れる撮影スポットです。
車折神社へのアクセス、車折神社とは? 桜の見頃、混雑、車折神社でどんな桜の写真がとれるのかを紹介します。
車折神社へのアクセス
車折神社は京都の西の方、嵐山の近くにあります。裏門が嵐電(京福電鉄)の駅にもなっているため、嵐電でのアクセスが便利です。
【四条河原町・烏丸から】
阪急にて「四条河原町」or「烏丸」→(約6分)→「四条大宮」下車、(嵐電に乗り換え) →嵐電(京福電鉄)「四条大宮」→(約20分) → 車折神社、下車徒歩1分。
【京都駅から】
JR山陰線(嵯峨野線) にて「京都」→(約17分)→ 「嵯峨嵐山」下車、乗り換え、嵐電(京福電鉄)にて、「嵐電嵯峨」(四条大宮行) →(3分)→ 「車折神社」駅下車
または
地下鉄にて「京都」→「烏丸御池」→(地下鉄東西線に乗り換え)→「太秦天神川」下車、乗り換え、嵐電(京福電鉄)にて、「嵐電天神川」→ 「車折神社」駅下車
または
「京都駅」バス停より 京都バス(71・73・74番) → (約40分)→ 車折神社前駅下車
【車】
車なら、西大路三条から太秦から嵐山へ方面に三条通りをまっすぐ。太秦・広隆寺を経由し、 左手に京都バス営業所が見えたら、その100m先の京都信用金庫の手前を右折すると赤い大鳥居に到着。そこから少し入った境内横に駐車場があります。
駐車場は広く、約30台、参拝者は無料。ただし、桜の時期は、混雑するので、満車になっていることも多いです。
同時期におすすめの車折神社近くの撮影スポット
車折神社に早咲きに桜が咲く頃、地蔵院(椿寺)では、椿が満開です。嵐電で北野白梅町下車すぐ。北野白梅町から北へ上ると平野神社の魁もほぼ同時期に満開になります。
車折神社とは?
後嵯峨天皇が車折神社の前を通ろうとしたとき、牛が動かなくなり、車の轅(ながえ)=引き棒が折れたので、車折神社の名前の由来といわれています。
平安時代の儒学者、清原頼業(きよはらのよしなり)公が御祭神。清原頼業公は、日本書紀を編纂した舎人親王の子孫で、一族に清少納言がいます。
境内にある、清少納言を祀る「清少納言社」は才色兼備のご利益で知られています。
金運・商売・学芸にご利益があるとされ、特に芸能神社があるため、芸能人の信仰が厚いことで有名。境内には、有名人の名前が書かれた朱色の玉垣がずらりと並び、知っている名前を探すだけでも楽しくなりますよ。
生前桜を愛した清原頼業公が桜を愛したことから、公を偲んで桜がたくさん植えられており、平安時代には、“桜ノ宮”と呼ばれていました。今も京都では知る人ぞ知る桜の名所。
車折神社の桜の見頃
車折神社は3月中旬から咲き始める、早咲きの桜の名所です。車折神社の桜が咲いたら、京都の桜の開花がはじまります。
15種類の桜が次々咲き、見頃が長く楽しめます。
3月中旬:寒緋桜・河津桜・八重桜 → 3月下旬:渓仙桜 → 4月上旬:枝垂れ桜・山桜・ソメイヨシノ → 4月中旬:匂い桜
こちらで桜の見頃が確認できます
車折神社の混雑
車折神社の桜は、早咲きの桜が有名です。京都の他の桜が咲いていない時期に開花するため、桜の写真を真っ先に撮りたい人がたくさんやってきます。ただし、観光客は、市内の桜のスポットと比べると少なめ。
電車でやってくる人が多いため、人の流れに波があります。少し待てば人が減ることも多いです。
車折神社では、桜のアップを撮りたいというよりは、玉垣や鳥居と一緒に撮りたいので、人がいるとどうしても入ってしまいます。
写真に人を入れたくなければ、なるべく朝早く行くか、雨上がりの瞬間などをねらっていくといいでしょう。
車折神社の桜の撮影スポット
1つめの桜:東鳥居の河津桜(朱塗りの玉垣とのコラボ)
東鳥居近くに咲く、河津桜。葉っぱの黄緑と玉垣の朱色があざやかで可愛い写真が撮れます。
同じ桜を別の角度から、参道両脇にも咲いていますね。奥に見えるのが第三鳥居です。
第三鳥居の前にも桜が咲いています。
2つめの桜の撮影スポット:第2鳥居前の寒緋桜(かんぴざくら)
鮮やかな濃いピンク色。下をむいて咲く寒緋桜です。寒緋桜は、駐車場入り口近くに咲いています。
3つめの桜の撮影スポット:社務所前の冬桜
社務所前にも桜があります。車折神社の中は全体的に朱色のイメージ。社務所のみ赤。これを背景にすると・・
なんだか印象的な桜の写真が撮れます。
4つめの撮影スポット:清少納言社前の寒桜
後ろに見えるのは、中門。中門の前にも2本の桜(八重桜としだれ桜)と1本のしだれ梅が咲いています。
5つめの桜撮影スポット:渓仙桜(けいぜんざくら)
元宮司でもある、画家、富田渓仙が奉納したといわれる渓仙桜は知る人ぞ知る銘木。車折神社で一番有名な早咲きの枝垂れ桜です。
午前中に行くと逆光になってしまいます。嫌な方は午後に♪
車折神社の早咲き桜と同時に咲く桜をまとめましたので、こちらもよかったらどうぞ。
車折神社の桜のおすすめ度は?
京都で最も早く咲く桜の名所の1つが車折神社。背景が鮮やかでここでしか撮れない桜の写真が撮れますよ。また、15種類と種類が豊富なので、花の色から花びらのカタチまで少しずつちがう色々な桜が見られます。
ぜひ一度撮影してみてくださいね。
車折神社 詳細
住所 | 京都市右京区嵯峨朝日町23(地図) |
電話 | 075-861-0039 |
最寄り駅 | 嵐電「車折神社」駅からすぐ 詳細は本文にて |
時間 | 9:00~17:00 |
休み | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | 30台 無料 |
公式HP | http://www.kurumazakijinja.or.jp/ |
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