京都西山にある光明寺の紅葉を撮影しましょう。
京都で印象的なもみじ参道を撮りたいと思ったら、『光明寺』がおすすめです。長岡天神から少し北にあり、もみじ並木広がる参道でしっとりとした紅葉を撮影できます。
光明寺へのアクセス、紅葉の見頃、光明寺でどんな紅葉の写真がとれるのかを紹介します。
光明寺へのアクセス
光明寺へのアクセスは、JR「長岡京」駅下車、または阪急「長岡天神」駅下車、阪急バス20・22番で20分、「旭が丘ホーム前」下車です。
紅葉シーズン以外は、駐車場を利用することができますが、紅葉期は、利用不可。周辺にコインパーキングがありませんので、車で行く場合には、長岡京市営長岡京駅西駐車場に停めてバスを利用しましょう。
駅からは、バスを利用する人がほとんどなので、バス停には長蛇の列ができていて1台のバスでは乗り切れないことも。少し距離はありますが、阪急「長岡天神」からは徒歩30分ほどなので、待ち時間が長いようなら歩いた方が早いかもしれません。
レンタサイクルというのも一つの手です。
同時期に撮影できる近くのスポット
光明寺とは?
建久9年(1198)、法然上人の弟子熊谷直実が法然ゆかりのこの地に建立したのが光明寺のはじまり。西山浄土宗の総本山で、開山は法然上人。法然上人が初めて念仏を唱えた地で「浄土門根元地」ともいわれています。
竹林や杉、松の森に囲まれた森の中にあります。光明寺の境内には、秋になると鮮やかな紅葉が広がり、そうだ京都行こうのキャンペーンで取り上げられてからは、特に紅葉がきれいなお寺として注目を浴びています。
光明寺の紅葉の見頃と混雑
光明寺は、毎年11月中旬~12月初旬に紅葉期の入山有料期間になります。年によって若干差はあるものの、最近は、11月中旬よりは、後ろになれば、なるほど見頃に近づく傾向にあります。
公式フェイスブックでは、光明寺の今朝の様子がアップされ、紅葉の見頃を確認することができます。
ゆるやかな坂道が続くもみじ参道は、華やかな紅色のトンネルになりますが、光明寺で有名なのが、床に降り積もるもみじのじゅうたん。もみじのじゅうたんは12月上旬が見頃です。
見頃は11月中旬~12月上旬。
紅葉の入山有料期間(11月中旬~12月上旬)は、混雑します。朝9時からなので、朝9時がおすすめ。上の写真は、10時半の入り口の様子です。
アクセスが悪いながらも、大型観光バスで団体さんがどんどん人が来るので、あっという間に混雑します。
フォトジェニックな光明寺の紅葉
総門の前の紅葉の影。
総本山光明寺には参道が二つあります。総門を越えてすぐの表参道、参拝順路の一番後に通ることになるもみじ参道。この2つがメインのお写真スポットです。
表参道は通称「女人坂」とよばれ、誰でも苦労なく坂を上れるように広くなだらかな階段が続いています。その左右にもみじが迎えてくれます。
青葉→オレンジにグラデーションしているもみじの葉っぱは目をひきますね。
光明寺は山の中のお寺のため、葉焼けしているものも少なく、市内のものと比べて紅葉の葉っぱがとってもきれい。境内には、「浄土門ここにはじまる照紅葉」と謳われる句碑がありますが、まったくもってその通り。
阿弥陀堂、御影堂など建物との相性も印象的。外国人にお寺と紅葉の景色が人気なのは、コントラストが美しいからとか。光明寺は立派な建物がたくさんあり、その周りに紅葉がいっぱい。とても写真が撮りやすいです。
建物には、靴を脱いであがり、回廊でめぐれるようになっています。建物の中からも色々な紅葉が楽しめます。
輝くような紅葉の前では、撮影者で順番待ち。
トイレに行く通路での一枚。ここの紅葉、毎年きれいです。
お寺の建物をバックに紅葉が映えますね。回廊で繋がった建物から外にでると、ここからは薬医門があるもみじ参道へ。
葉っぱがきれいな光明寺では、もみじの葉っぱを拾っている人がたくさんいます。
こちらが薬医門。JR東海のポスターや雑誌などにしばしば取り上げられているのがこちらのもみじ参道の薬医門周辺です。もみじ参道は両側から楓の木が大きく枝を伸ばしトンネルのようになっています。
もみじのトンネルの中にある医薬門は、光明寺一番の撮影スポット!ここで人を入れずに写真を撮りたいという人は、開門ダッシュで、表参道をかけあがり、もみじ参道へまっしぐらへ向かいます。
なかなか人なしで写真を撮ることは難しいです。
薬医門から最初にくぐった総門までもみじの参道はつづきます。ここの敷紅葉、散り紅葉が真っ赤。
とにかく人が多くて、人を入れずに撮るのは大変。特に門の前は、争奪戦です。光明寺の紅葉で最も有名なのは、落ち葉のじゅうたん。
光明寺の茶店の方に聞いたところによると、定期的に落ち葉をお掃除されるようで、積もっているときと、きれいにお掃除されている時があるそうです。
光明寺の紅葉の見どころ、撮影スポットは、後半になりますので、あまり前半に飛ばしすぎないように(笑)
よかったら動画もみてください。2020年12月5日撮影、もみじ参道見頃です。
光明寺の紅葉のおすすめ度は?
多くの人が訪れる光明寺の紅葉。混雑はするといってもアクセスが悪いため、永観堂や東福寺ほどの混雑はありません。
その上、山の中のお寺で、建物の中からも外からも、見応え十分。最後に現れるもみじのトンネル、もみじのじゅうたんのもみじ参道は、京都の紅葉の撮影スポットの中でもイチオシです。
光明寺 紅葉 詳細
住所 | 京都府長岡京市粟生西条ノ内26−1(地図) |
電話 | 075-955-0002 |
最寄り駅 | 阪急長岡天神駅より阪急バス「22系統」10分「旭が丘ホーム前」下車 詳細は本文にて |
時間 | 9:00~16:00 |
休み | なし |
拝観料 | 基本は無料、紅葉シーズン(2022年11月15日~12月4日)のみ1000円 |
駐車場 | 紅葉の季節は駐車できません 臨時駐車場(1日1000円)がある時もある |
公式HP | http://www.komyo-ji.or.jp/ |
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