京都嵐山にある常寂光寺の紅葉を撮影しましょう。
京都で一箇所で色々なもみじの写真を撮りたいと思ったら、『常寂光寺』がおすすめです。『常寂光寺』は、奥嵯峨の山の中にあり、趣のある建物、竹林、苔、池など撮影スポットがたくさんある紅葉の名所です。
常寂光寺へのアクセス、 紅葉の見頃と混雑、常寂光寺の紅葉撮影スポットかを紹介します。
常寂光寺へのアクセス
紅葉時期の嵐山は混雑、渋滞がひどいので、電車でのアクセスがおすすめです。
電車でのアクセス
【JR】
京都駅(JR嵯峨野山陰線)→(約15分) JR嵯峨嵐山駅下車、徒歩15分
【阪急】
河原町OR烏丸(阪急京都線) →(約7分) 桂(阪急嵐山線) →(約7分)→ 阪急嵐山駅下車、徒歩30分
【嵐電】
四条大宮(京福電気鉄道嵐山本線)→ (約24分)嵐山駅下車、徒歩20分
地図で見ると難しそうですが、常寂光寺近くになると案内板がたくさんでてくるので、それに従って歩くとすぐです。
車でのアクセス
無料駐車場が5台ありますが、そこまでたどり着くまでの道が離合ができないほど狭く、前から車がきて、身動きができなくなって往生している車をよく見かけます。紅葉の時期、車でのアクセスはおすすめできません。
レンタサイクルでのアクセス
嵐山は広いのでレンタサイクルで散策するのが便利です。ただし、紅葉時期は、自転車もスムーズに乗れないほどの混雑なので、自転車でのアクセスはおすすめできません。ただ、無料駐車場近くに、自転車を止めるスペースはあります。
常寂光寺近くの撮影スポット
祇王寺(紅葉) ・ 二尊院(紅葉) ・ 竹林の小径 ・ 嵐電
常寂光寺とは?
常寂光寺とは? についてはこちらを参照ください → 常寂光寺の青もみじ・苔
常寂光寺の紅葉の見頃と混雑
常寂光寺の紅葉の見頃は、毎年11月中旬~下旬です。年によって若干差はあります。2018年は、例年になく長く見頃が続き12月上旬まで、2020年は11月の3連休頃まででした。
公式HPでは、常寂光寺の紅葉の見頃を確認することができます。
→ 常寂光寺(公式)
常寂光寺の紅葉の見頃時期は大変混雑します。特に土日は、常寂光寺に限らず、嵐山全体が大混雑し、午後からは渡月橋を渡るのに、歩行者にも通行規制がかかるほど。
できるだけ午前中、早い時間に行きましょう。
また、嵐山はお昼ごはんを食べるところが混雑して、大行列ができています。渡月橋周辺のお店は、12時を過ぎた頃から1~2時間の待ち時間は当たり前になってしまいますので気をつけて。お昼ごはんを食べるなら、常寂光寺から奥、二尊院、祇王寺方面に進んだところの方が空いています。
フォトジェニックな常寂光寺の紅葉撮影スポット
見頃の早朝に特別に貸し切りで撮影させていただきました
常寂光寺の山門の向こうに鮮やかな紅葉でお出迎え。ここから、仁王門、本堂、多宝塔と上へ上へ登っていきます。
仁王門前のもみじに包まれた参道が最初の人気撮影スポット。本当は下から撮りたいところですが、見頃の土日は、人がわんさかいて不可能でした。ここぞ!という場所で人を入れずに撮りたかったら、朝イチに行かないと撮れないと思います。
仁王門をくぐってすぐ、左に入ると後ろに竹林、前に苔の庭の上に散り紅葉。こちらも人気の写真スポットです。
竹林ごしの紅葉。この景色は京都でもなかなか珍しいですね。
仁王門をくぐると階段が続き、その途中で振り返って見える紅葉が有名な撮影スポット。まだ、入ってすぐなのに、これほど撮影スポットが続くことってあるんでしょうか。。
色鮮やかな紅葉に目を奪われますが、石段の上は、混雑日は、人が多くて登り一方通行。下からもどんどん人が登ってくるので、立ち止まると迷惑、そして危険です。
石段の一番上まで登りきってから撮影してもきれいです。
石段を登り切ると本堂があります。
本堂の屋根瓦がかわいいもみじ模様になっています♪
本堂裏に庭園があり、本堂縁に座って観光客がのんびり眺めていました。常寂光寺の拝観は、山登りのようなものなので、こちらできれいな紅葉を眺めながら休憩すると生き返ります。
本堂裏にある池には、紅葉が映り込み、また、もみじの葉っぱが浮かんでフォトジェニック♪
常寂光寺は、もみじだけでなく、銀杏もあります。もみじの赤と銀杏の黄色で鮮やかな紅葉のカーペット。しっとりとしたお寺の雰囲気から、明るい雰囲気に変わりました。
一つのお寺の境内でさまざまな紅葉の写真が撮れるのが常寂光寺の特徴です。
さらに上がっていくと、檜茅葺きで重要文化財の多宝塔があります。立派な建物で紅葉ごしの多宝塔も人気のお写真スポット。多宝塔の周りをぐるっと一周散策できるコースがあり、多宝塔を見上げることも見下ろすこともできます。
多宝塔の上、展望台からは、京都の町並みも見渡せます。
多宝塔がある場所から再び降りてきました。
本堂と同じ並びにある常寂光寺の鐘。紅葉を背景にこの鐘を見上げるこの場所も人気撮影スポットで、この周りに人だかりができていました。
鮮やかなグラデーションの紅葉と鐘
常寂光寺は苔でも有名なお寺です。もふもふの苔の上に赤いもみじのコントラスト。撮影スポットが満載の常寂光寺でした。
紅葉の常寂光寺 おすすめ度は?
参道、山門、仁王門、竹林、苔、本堂、多宝塔、などなど広い境内の中にあちこちに紅葉撮影スポットがあり、もみじだけでなく、銀杏も。見上げる、見下ろす、散りもみじ、映り込み・・・・。ここだけで1日楽しめます。
小倉山の中腹にあるため、ハイキング気分。紅葉の季節は混雑していますが、上に行くほどやや混雑は緩和され、自然がいっぱい。空気もキレイでゆっくり写真が撮れます。
常寂光寺 紅葉 詳細
住所 | 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3(地図) |
電話 | 075-861-0435 |
最寄り駅 | JR嵯峨嵐山駅 詳細は本文にて |
時間 | 9:00~17:00(受付終了16:30) |
休み | なし |
料金 | 大人500円 小学生200円 |
駐車場 | 普通車5台 無料 詳細は本文にて |
公式HP | 常寂光寺 JOJAKKO-JI |
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