京都を代表する紅葉、東山にある東福寺の紅葉を撮影しましょう。
京都で圧倒的なもみじの錦を撮りたいと思ったら、『東福寺』がおすすめです。京都駅からもアクセスがよく、広大な敷地に自然がいっぱい。真っ赤な紅葉が広がる紅葉の撮影スポットです。
東福寺へのアクセス、紅葉の見頃、東福寺でどんな紅葉の写真がとれるのかを紹介します。
紅葉時の東福寺へのアクセス
紅葉以外の時期には、車やバスでのアクセスも可能ですが、紅葉シーズンは、駐車場の閉鎖、渋滞、通行規制があり、車やバスは避けたほうが無難です。
【電車】
JR「京都」駅(JR奈良線)→(2分)→JR「東福寺」駅下車、徒歩10分
京阪「祇園四条」駅 → (5分)→京阪「東福寺」駅下車、徒歩10分または「鳥羽街道」駅下車、徒歩8分
東福寺駅のJRと京阪はつながっていて、ほぼ同じところにあります。
駅からの徒歩ルートは上の地図の通りです。
鳥羽街道からのルート(紫の矢印)の場合、絶景撮影スポットである臥雲橋を通らないので、臥雲橋に寄り道して行ってくださいね。
東福寺の紅葉とは?
東福寺とは はこちらを参照ください → 東福寺の青もみじ・苔
東福寺は20万㎡の敷地がある大きなお寺です。東福寺の中には、現存最古最大の三門や、おしゃれな庭をもつ方丈など見どころがたくさんあります。その中でも紅葉は、洗玉澗に架かる通天橋を中心としています。
洗玉澗には、臥雲橋(がうんきょう)、通天橋(通天橋)、偃月橋(えんげつきょう)という3つの橋がかかっており、これを「東福寺三名橋」といいます。
臥雲橋、通天橋からの紅葉が有名ですが、一番上流にある偃月橋(えんげつきょう)は人も少なく、写真スポットとしては穴場です。
東福寺の紅葉の見頃と混雑
東福寺の紅葉の見頃は、毎年11月中旬~11月下旬です。年によって若干差はあります。
東福寺の紅葉の見頃はこちらで確認することができます
紅葉の見頃時期、特に土日祝日は、大変混雑します。
平日でも見頃の時期は、上の写真の通り。
通常は、順路もなく中は自由散策ですが、紅葉時期には、まずはお庭から入り、下から通天橋を見上げ、開山堂に進み、最後に通天橋を渡って出るという一方通行。
逆戻りはできないので、撮り逃がさないようにしましょう。
お庭で通路が細くなっている所や人気の撮影スポット、通天橋の上では人でいっぱい。ただし、中は広いので、ゆっくり撮影できる箇所もあります。
朝8時半から入れますが、土日は、朝7時頃から並んでいる人もいて、入場だけで何時間も待つということがあります。土日は避けるか、朝早い時間に行きましょう。平日は、拝観開始時間が始まってから行っても混雑はしていますが、比較的並ばずに入れます。
京阪やJR「東福寺」駅から来る場合、臥雲橋を通ってくるルートがおすすめです。臥雲橋からの景色がまず最初の撮影スポットとなりますが、『撮影禁止』と張り紙されています。
すいている時には、臥雲橋からも撮影できますが、混雑してくると、警備員さんが、「撮影禁止です~、今すぐ撮影やめてください」とさけんでいます。
団体さんがやってくるなど、人の波にはムラがあるので、撮影禁止になった場合は、しばらく渡るのを待つとまた解除されることがあります。
見頃の平日に行ってみたところ、午前10時頃は直前まで撮影できたのに、撮影禁止をちょうど呼びかけているところでした。12時には、すいていたので、ゆっくり撮影できました。
すいているタイミングを見計らって撮影してください。
フォトジェニックな東福寺の紅葉撮影スポット
色づき始めの東福寺の動画です↑ 合わせて行きたいスポットも紹介しています
紅葉の上に浮いたように見える通天橋。臥雲橋から通天橋をのぞむこの景色は、東福寺の第一撮影スポット。橋から橋までの間の渓谷=洗玉澗(せんぎょくかん)の紅葉は、絶景!
黄金色に染まる珍しい三ツ葉楓は、聖一国師が宋から伝えた唐楓と言われています。この景色が見えると、観光客のみなさんからお~とどよめき歓声があがります。
京都を代表する紅葉の名所はさすがです。
東福寺の紅葉のメインスポットへは、拝観料が必要です。通天橋たもとにある拝観受付で拝観料を支払って入ります。
もみじの木が何本も立ち並ぶ庭園に入ります。
2018年は、どこも紅葉がチリチリになって遠目に見るにはいいけど、近寄るときれいではないという声も多い中、拝観受付すぐのもみじは、一枚一枚がきれいでした。
殿鐘楼を背景にグラデーションがきれいな紅葉。
東福寺は、建物も立派で紅葉の背景にすると絵になりますね。
陽が差すと玉ボケができ、かわいいもみじの影。
中は大混雑していますが、東福寺は広いので、人を全く入れずに撮影できるところもあります。
庭園から、通天橋を見上げたところ。通天橋を見上げられる場所は何箇所かあり、それぞれ人気の撮影スポットになっています。
逆に、通天橋から最初に通ってきた臥雲橋を見下ろした景色。こちらも人気の撮影スポットです。
通天橋から眺める渓谷・洗玉澗(せんぎょくかん)の紅葉は、壮大で絶景。
まるで絵に描いたようなもみじの錦。
上から見下ろしていた渓谷は、下を歩くこともできます。渓谷には三ノ橋川が流れ、下に積もったもみじの赤い絨毯にうっとり。「北野天満宮の土居にも似ているね」と言っている人がいました。
たしかにそうですね。自然がいっぱいで、癒やされます。
こちらが通天橋。青もみじの季節なら、誰もいない通天橋の上を撮影できますが、紅葉のシーズンは無理ですね。青もみじの季節に下見をしておいて、紅葉時期に撮影するとどこから写真を撮ったらいいのか、よくわかります。
東福寺は紅葉もきれいですが、苔や木々の美しさも見事。
通天橋から庭園を眺めた風景。陽が差しているところは輝いてみえます。
通天橋は両側に紅葉ならび、真っ赤な世界に包まれます。
通天橋出口(入り口)にて。
東福寺の紅葉のおすすめ度は?
紅葉に囲まれる、包まれる・・そんな言葉が似合う東福寺の紅葉。京都を代表する紅葉の名所は、一度は撮影したいスポット。特にダイナミックに広がる洗玉澗(せんぎょくかん)の紅葉は他では撮れない写真になるでしょう。
東福寺 紅葉 詳細
住所 | 京都市東山区本町15丁目(地図) |
電話 | 075-561-0087 |
最寄り駅 | JR奈良線・京阪電車「東福寺」駅から徒歩10分 詳細は本文にて |
時間 | 8:30~16:30(受付終了16:00) |
休み | なし |
料金 | 通天橋400円・東福寺本坊庭園400円・ |
駐車場 | 紅葉の季節は駐車場閉鎖 |
公式HP | http://www.tofukuji.jp/index.html |
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紅葉の撮影スポット
京都で紅葉が撮れる撮影スポット(楊谷寺・圓光寺・瑠璃光院・祇王寺・東福寺・天授庵・常寂光寺・永観堂・神護寺・善峯寺・光明寺・蓮華寺・北野天満宮・岩戸落葉神社・大原野神社)を紹介します。 ...