かわいい京都の夜景 北野天満宮の夏のライトアップを撮影しましょう。
京都でカラフルでかわいい雰囲気の夜景が撮りたいと思ったら、北野天満宮の夏の夜景、京の七夕がおすすめです。
北野天満宮の夜景がオススメのわけ、京の七夕、北野万燈会、足つけ燈明神事 北野天満宮の夜間拝観でどんな写真が撮れるのかを紹介します。
北野天満宮の夜景のすすめ
北野天満宮は、正月や、毎月25日の縁日、春に梅、夏に七夕、秋に紅葉のライトアップなどで夜間特別拝観が行われます。
その中でも夏のライトアップは、京の七夕、北野万燈会(きたのまんとうえ)、足つけ燈明神事、と合わせてとっても華やか。
開催日は、例年は8月10日~18日ぐらいまで。
2020年は、
8月8日(土)~10日(月・祝)、14日(金)~16日(日) 9:00~19:40(受付終了)
〇境内無料
〇足つけ燈明神事300円(御手洗ろうそく付)
〇石の間通り抜け神事1,000円(御手洗ろうそく・水みくじ付)
かつて天皇がいらっしゃった大極殿は、京都御所より西にありました。北野の地は、都の守護を司る四方(北東、北西、南東、南西)の北西、「乾」の地として大変重要な場所です。この北野の地に、天地すべての神々「天神地祇」をおまつりした地主社が建てられました。
この神社に向けて、天皇が大極殿からご祈祷されるとき、北野の上空には北極星が輝き、日・月・星の運行が天皇・国家・国民の平和と安寧にかかわるとする「三辰信仰」と結びついて、北野は「天のエネルギーが満ちる聖地」として篤く信仰されるようになりました。
道真公がおまつりされると霊験はさらに増し、北野天満宮は天空をつかさどる「天神」の社となって「天神信仰」発祥の地と呼ばれるようになったそうです。
夜の拝観で、神職さんとお話したところ、「ここから上をみると北極星がきれいにみえるんですよ」こと教えてくれました。天のエネルギーが満ちる聖地だからこその風景が楽しめます。
フォジェニックな北野天満宮の夜景
撮影スポット1:三光門
三光門は、昼間もキレイだけど夜もキラキラで美しい。
本殿前の中門を三光門といいます。三光の三は、「日・月・星」のことを表しているけれど、実際にあるのは、「月・日」の彫刻のみ。
「星」は空に輝く北極星のことで、門には刻まれていないのだそう。平安時代、御所の場所は、北野天満宮を北西に臨む千本丸太町にありました。天皇が北野天満宮に向かってお祈りをされる際、三光門の真上に北極星が輝いていたからだと伝えられています。
三光門の前には七夕飾りもあり、キラキラでカラフルです。
撮影スポット2:カラフルな七夕飾り
京都では、「京の七夕」というイベントを開催しています。その会場の1つが北野天満宮。
菅原道真公の詠まれた詩に「ひこ星の行(ゆき)あひをまつかささぎの渡せる橋をわれにかさなむ」とあるように、北野天満宮の七夕神事は古くより重要なお祭りの一つとされてきました。
境内は、7月から徐々に七夕の笹の葉飾りがあちこちに飾られ、ライトアップされるととってもきれい。
燈籠のあかりと七夕飾りの玉ボケがキラキラ。
撮影スポット3:北野萬燈会のちょうちん
2020年から始まったのが、北野萬燈会。三光門へ向かう参道にずらりと約1500個のちょうちんが並びます。
北野天満宮の梅鉢紋は、ライトアップされてもかわいいですね。
撮影スポット4:足つけ燈明神事のろうそく
京都で足つけ神事といえば、下鴨神社が有名ですが、北野天満宮でも、過去に行われていました。川がなくなったため、できなくなっていたのですが、2015年より人工的に作った川を利用して、再開しています。川に足を浸して無病息災などを祈る行事です。
受付で、ろうそくをもらい、靴を脱ぎ、川に入ります。川の途中に火が灯されたろうそくがあるので、そこで、自分のろうそくに火をつけ、最後に、ろうそくをお供えするというもの。
途中にあるろうそくが幻想的です。
川の水は冷たく、暑い夏でも涼しい。
最後にろうそくをお供えします。
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