向日市にある竹の径は、京都らしい風景が撮れる撮影スポットです。
竹の径へのアクセス、竹の径とは? 混雑と撮影するのにおすすめの時期、竹の径でどんな写真がとれるのか、合わせて行きたい洛西竹林公園 について紹介します。
竹の径へのアクセス
向日市の竹の径へのアクセスは、やや不便。
電車で行くと、阪急京都線の東向日または、洛西口が最寄り駅となり、
阪急洛西口から、桂川イオンモールを背にしてまっすぐ進み、向日回生病院近くの入り口から竹の径がはじまります。この入口には、看板があるのでわかりやすいです。
向日回生病院から竹林公園にむけた道とそこから竹林公園に沿った道がメインとなりますので、上の地図のように洛西口から竹の径経由で、東向日までを歩くとほぼほぼ全部を見ることができます。
電車なら、
京都駅から
JR京都線「向日町」下車、徒歩20分
JR京都線「桂川」下車、バスで8分「向日回生病院前」下車、徒歩7分
河原町から
阪急京都線「東向日」駅下車、徒歩15分
阪急京都線「洛西口」駅下車、バスで3分「向日回生病院前」から徒歩5分
車なら、
洛西口から徒歩と同じルートで進み、向日回生病院を超えてたところに、洛西竹林公園への看板があります。その看板を左折して、700mで洛西竹林公園の無料駐車場があります。。
700mの間も竹の径になっていますが、車が通れる幅で離合ポイントもあるのでそこまで狭くもなく、運転に自身のない管理人でも行けました。
洛西竹林公園と合わせて行き、駐車場に停めて行くのが便利です。
竹の径近くの撮影スポット
向日市ひまわり畑 ・
竹の径とは、どんなところ?
竹の径(読み方:たけのみち)がある向日市は、日本でも有数のたけのこの生産地。竹の径は、たけのこの産地、竹林の景観を保全するために孟宗竹を使って整備された全長約1800mの竹林道です。
『全国遊歩百選』・『歩きたくなるみち500選』・ 『京都府景観資産』・ 『京都府文化的景観』に選定され、竹林浴ができるすばらしい癒やしの散策路。
しかも観光客がいない穴場の京都らしい景色が撮れる撮影スポットなんです。
竹の径の混雑と撮影するのにおすすめの時期
京都で竹林といえば、やはり嵐山(嵯峨野)の竹林をイメージする人が多く、向日市にある竹の径は、観光客や京都市内の人にもあまり知られていません。
よって、混雑はなし。いつも空いています。
竹のグリーンがきれいなのは、5月、6月あたりですが、お花のようにベストシーズンがあるわけではありません。
真夏なら、上からの太陽の日差しでキラキラ光る竹が、秋なら、竹の葉が落ち、アスファルトの道路を隠してくれ、雪が降る時なら、竹の径の雪景色が撮影できます。
どの季節も味わいのある写真が撮影できます。
竹の径の撮影スポット
竹の径の竹垣には、来迎寺垣、寺戸垣、竹穂垣、物集女垣、古墳垣、など全部で8種類の竹垣があり、それがどこにあるかは、竹の径の中にある竹の径マップを見ながら進むとわかりやすいです。
竹の枝を束ねた垣根、竹穂垣。昔ばなしにでてきそうな風景で、一番京都らしい風景にも思えます。
風が吹くと、竹の葉がサワサワサワと音を立てるのがここちよい。歩くだけで癒やされます。
格子に組んだ寺戸垣は、地元寺戸町にちなんで命名されました。こちらは、お寺や日本庭園の中のようですっきり。
寺戸大塚古墳の近くにあるのが、古墳垣といわれる竹垣。前方後円墳である寺戸大塚古墳の丸みを帯びた部分をイメージしてつくられたそうです。
上の写真に小屋が写っているのがわかるでしょうか?
この小屋を含むアングルが、写真愛好家たちに親しまれ、竹の径のお写真スポットとして人気です。竹の径の幅は、平均すると車幅1.5倍ぐらいのところが多いのですが、このあたりは、車1台分ぐらいの狭い道です。
広いより狭いほうが、より竹林の雰囲気を醸し出しているような気がします。
このあたりが撮影スポットとして人気が高いのは納得。
竹林の中は、大切なたけのこ畑なので、入ることは禁止。竹は青々としていて、日本画で描かれたようなしっとりとした景色が広がっていました。
雨あがりに行くと、水たまりにリフレクション。
嵐山(嵯峨野)の竹林と変わらない、いやそれ以上にきれいなのに、人が誰も通らないという穴場の撮影スポットです。
フォトジェニックな洛西竹林公園
竹の径に行くなら合わせて行きたい洛西竹林公園。入場は、無料。中に竹の資料館があり、中の人に、竹の径について、聞いてみると、向日市全体のガイドマップをくれて、説明してくれました。
この竹林公園が、かなりフォトジェニックスポット。竹の径にはない、かぐや姫がでてきそうな、遊歩道。
上を見上げると高いキラキラの竹。竹林浴が満喫できました。
竹林公園ならではの細い竹がならぶスポット。竹林の中の光と影。こんなところが京都にあったなんて・・・。
節の間が亀の甲羅のようにふくれる亀甲竹(キッコウチク)もみられます。
竹の径を撮影するなら、ぜひ、洛西竹林公園にも行ってみて下さい。
竹の径のおすすめ度は?
竹の径は、あまり知られていないため、現在は、空いていて穴場な撮影スポットです。京都市内から電車で、最寄り駅までは10分ほどしかかからないのに、昔ばなしのような世界が広がっています。
嵐山の竹林は、人が多くて、誰も入れずに写真を撮ろうと思ったら、朝5時ぐらいに行かないとダメかもしれませんが、向日市の竹の径は、お昼の12時にすれ違った観光客は2人のみ。
あとは、竹林で働く人や、ジョギングしている地元の人が数人。
竹林の中で誰も人が入らない写真が撮れるフォトジェニックスポットです。
空いている間にぜひ行ってみて下さい。10月下旬に行われる『かぐやの夕べ』は、水ろうそくを浮かべた4,500本の竹行灯が『竹の径』を幻想的にライトアップします。
竹の径 詳細
住所 | 京都府向日市寺戸町芝山~物集女町長野、中海道地内(地図) |
電話 | 075-963-6504(向日市観光協会) |
最寄り駅 |
詳細は本文にて |
営業時間 | いつでも |
休み | なし |
料金 | 無料 |
駐車場 | なし |
公式HP | 向日市観光協会 |
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