大原-彼岸花の撮影スポット

大原周辺の彼岸花の撮影しましょう。

京都・大原周辺では、素朴な田園風景の中で彼岸花が撮れる撮影スポットがあります。

彼岸花が咲く大原周辺へのアクセス、大原とはどんなところ？　彼岸花の見頃と混雑具合、大原周辺の彼岸花の写真撮影スポットを紹介します。

彼岸花が咲く大原周辺へのアクセス

→　大原へのアクセスはこちら

彼岸花が咲いているところは、

①バス停裏から寂光院へ向かう道（上の地図の青の矢印）

②バス停南の駐車場西側の土手

③高野川沿い

④静原・鞍馬・大原里の駅へ向かう道路との交差点近くのファミリーマート、消防出張所裏

などに咲いています。

いずれも、彼岸花は車では近づけないあぜ道や土手に咲いているため、バス停、駐車場を拠点に徒歩で巡ります。

大原とは、どんなところ？

京都駅からバスで約1時間、京都、大原は比叡山麓に広がる自然豊かな京の山里です。

かつて皇族や貴族が隠棲した歴史があり、三千院、寂光院などの有名なお寺があります。また、若狭を結ぶ鯖街道の中継地として栄えてきました。

今も豊かな自然が残り、京都の繁華街からやってくると、小旅行に来た気分になります。地元野菜、お米、花やしば漬けなどの美味しい名産品は、里の駅や朝市で買うことができます。

桜や紅葉のシーズンも人気ですが、四季折々に表情が異なり、特に秋のはじまり、彼岸花とコスモスの季節は、山里のイメージそのままです。

大原　彼岸花の見頃と混雑具合

大原周辺の彼岸花の見頃は、9月中旬～下旬です。

このページの彼岸花は2018年9月23日に撮影しましたが、まさに満開でした。

桜や紅葉だと、大原は京都市内よりも遅めになりますが、彼岸花に関しては、北嵯峨や亀岡（穴太寺）と見頃の時期はほとんど変わりません。
この時期、大原は、コスモスも咲き始め、里山らしい雰囲気が増します。気候も過ごしやすく、土日や3連休になると、道路が渋滞することも多いです。午後には、満車になる駐車場もありますので、午前中の到着をめざしましょう。

大原は広く、多くの観光客は三千院方面に向かいます。道路、駐車場以外の混雑はありません。彼岸花の写真はゆっくりと撮れます。

大原の彼岸花の撮影スポット

大原のバス停の奥には公衆トイレがあります。その裏から寂光寺へつづく道が始まります。左手に田畑が、右手にカフェ（来隣）などが並んでいます。

左の田畑を奥に進むと、バス停南側にある駐車場の裏に彼岸花が広がっているのが見えます。こちら、大原の彼岸花、絶景撮影スポット♪この土手に下から上がるというのは非常に難しく、土手の上から撮影したければ、バス停から367号線を南へ進み、大原女駐車場の脇あたりから裏へ回ります。

すると彼岸花のお花畑の中に入れます。下には、稲りとる前でふさふさとした黄金の実をつける稲穂たち。

土手の上の彼岸花畑より。下から彼岸花の写真を撮っている人も多く、かわいい子どもたちが遊んでいました。なんてのどかな風景。

彼岸花畑と国道367号線との間にも彼岸花は咲いています。下がグリーンで上から木漏れ日による玉ボケも作れるなかなかのフォトジェニックスポット。

先程の寂光院へ続く道に戻ります。

寂光院へ続く道は、田畑と住宅街が入り混じった道。田んぼでは、稲刈りが終わっているところも。

大原の里は、茅葺きの家などもあり、全体的にノスタルジックな雰囲気。田んぼの縁を彩るように彼岸花が咲いています。

北山杉の森を背景に。奥にも彼岸花が咲いています。しっとりとした秋に彼岸花は華やかですね。

秋空と彼岸花。

彼岸花は、背丈が低いので下から仰いで撮るのは大変。寂光院へ向かう道は、坂になっていたり、崖の上に咲いていたりするので、かわいい黄色の花を前ボケにこんな写真も無理なく撮れました。

他にも高野川のほとりには、たくさんの彼岸花が咲いています。

大原周辺・彼岸花のおすすめ度は？

京都で彼岸花の名所と言えば、東の大原、西の北嵯峨という2大彼岸花名所のうちの１つです。

北嵯峨と比較すると、三千院や寂光院といった観光地、食事処、お土産物屋さん、道の駅、も近くにあり、長時間撮影しても休憩が入れやすいことと、茅葺きの住宅などがあり背景がいいこと、そして、野生動物よけのネットが少ないのでより雰囲気がいい中で彼岸花が撮影できます。

また土手で傾斜に広がる彼岸花を撮影できるのは、大原だけ。

京都の彼岸花撮影スポットとしてはかなりおすすめです。

大原周辺　詳細