京都の鳥羽水環境保全センターで、長さ120mあるに藤棚の回廊を撮影しましょう。
京都で藤の名所といえば『鳥羽』がおすすめです。
鳥羽水環境保全センターは、京都市の水道局関連施設。立派な藤棚があり、ゴールデンウィーク前に一般公開されています。長い藤の回廊は、圧巻で京都でも有数の藤の名所。
鳥羽水環境保全センターへのアクセス、鳥羽水環境保全センターの藤とは? 藤の見頃、混雑、どんな藤の写真がとれるのかを紹介します。
鳥羽水環境保全センターへのアクセス
鳥羽水環境保全センターは、京都駅より南にあり、城南宮の近くにあります。電車だけで行くには、不便な場所にあり、期間限定の臨時バス(100円)でのアクセスが便利です。
バスは京都駅と地下鉄竹田駅から出ています。
【京都駅】
京都駅の南側、八条口 G1バス停乗り場から
【地下鉄竹田駅】
地下鉄竹田駅西口から
期間限定なので、バスは混雑する場合があります。バス停には行列ができていますので、時刻表どおりギリギリに行くと、そのバスには乗り切れない場合があります。また、帰りの最終バスの時刻も気をつけて。
その年によって変更する可能性があります。詳しくは公式HPにて
【車】
鳥羽水環境保全センターの北側に、無料駐車場があります。施設内は広いので、駐車場と水環境保全センターの中心部まで無料送迎バスが巡回しています。
鳥羽水環境保全センターの藤とは?
鳥羽水環境保全センターは京都市最大の下水処理施設です。
ゴールデンウィーク前の3日間限定で、施設を一般開放しています。一般開放中は、施設内で、クイズラリーや下水処理施設の見学他さまざまなイベントが開催されています。
鳥羽水環境保全センターの公開エリア(975㎡)には、2種(3品目)、
- ヤマフジ(シロカピタン)
- ノダフジ(ナガフジ)
- ノダフジ(シロバナフジ)
37本の藤が植えられています。
平成3年に福島県白河市から苗圃で10mほどに成長したノダフジ33本を取り寄せて、植えられたことが始まりです。それを、市民に親しまれる『藤の花の名所』として、平成13年から春に一般公開を行い藤棚を公開しています。
誰でも無料で藤を見ることができます。
鳥羽水環境保全センターの藤の見頃
鳥羽の藤の見頃は、例年ゴールデンウィーク前の4月下旬です。
普段は見ること出来ず、一般公開された日のみ。
公開日は、その年によって前後しますが、見頃も前後するので、一番の満開時に公開されることは難しいのですが、その分、当たり年に当たるととてもラッキーな気分になります。
見頃かどうかは、Instagram等で確認してください。
鳥羽水環境保全センターの藤の混雑
鳥羽水環境保全センターの公開日は2018年までは4日間、2019年は3日間と短期間です。
藤の公開以外にもイベント参加のために訪れる人がたくさんいますので、3日とも混雑します。その中でも平日がまだましでしょう。
いずれにしても人を入れずに藤の回廊全体を撮るというのはちょっと難しいです。
鳥羽の藤の撮影スポット
バス停を降りて、人の流れに沿って進んでいくと、スタンプラリーなどイベントの台紙をもらう列に並んでいた・・ということにもなりかねませんので、藤棚という看板をみて、上の地図のように進んでいきましょう。
最初に120mの藤の回廊があり、その奥にも大きな藤棚があります。奥の藤棚の一部には、白藤もあります。2019年は、白藤はまだ開花していませんでした。
1つめの藤の撮影スポット:長く続く回廊の藤の棚
藤の回廊は、中をくぐって進むことができます。下から見上げると藤のトンネル。
藤棚の一部が屋根のように斜めになっているところがあり、下に潜り込むことができます。藤棚の藤が高すぎる場合は、こちらで目線の高さで撮影することもできます。
2つめの藤の撮影スポット:青空と藤棚
見上げると青空と藤。
なが~い藤棚は青空と撮ると圧巻です。
3つめの藤の撮影スポット:青もみじと藤
回廊を過ぎ、さらに奥にももう一つ大きな藤棚があります。
藤棚の周りは緑が多く、特に青もみじと藤のコラボは、人気の撮影スポットです。
緑と紫のコントラストが美しい。
4つめの藤の撮影スポット:藤のカーテン
奥の藤棚の周りは緑に囲まれているため、グリーンを背景に藤のカーテンが撮影できます。タイミングがよければ、玉ボケも出やすいスポット。
人の混雑は避けられないのですが、藤は見上げて撮るもの。
思う存分に立派な藤棚を撮影することができます。
鳥羽の藤のおすすめ度は?
鳥羽水環境保全センターの藤は、最近まで知る人ぞ知るで、あまり知られていませんでしたが、京都で一番規模が大きい藤の名所です。最近、人気上昇中。どこまでも続く藤のトンネルをぜひ一度撮影してみてくださいね。